ヤマハ学習者グレード10級~6級は内申書・履歴書に書ける?記入する際の注意点も

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ヤマハグレード 内申書・履歴書・サブネーム
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ヤマハで実施しているグレード試験に合格したけれど、これって中学受験や高校受験するときの内申書・履歴書に書けるの?・・・という疑問を持つ方も、いるのではないでしょうか?

自分の特技や、長く習ってきたものをアピールできるなら内申アップも期待できますね。

今回は、学習者グレード(10級・9級・8級・7級・6級)のなかから、記入することでアピールできる取得級の目安と、記入する際の注意点をご紹介します!

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ヤマハグレード(音楽能力検定制度)は4つのステップがある

ヤマハで実施している「グレード試験(音楽能力検定制度)」と呼ばれるものには、いくつか種類があります。

グレード試験の構造を確認してみましょう。

ヤマハグレードHPよりhttps://www.yamaha-mf.or.jp/grade/

ヤマハグレードは、上の画像からの色分けからもわかるように、4つのステップから成り立っています。

赤の「より高い演奏力を目指すためのグレード(1級・2級)」と、黄色の「指導者を目指すためのグレード(3級・4級・5級)」は、履歴書などにも記入できる立派な資格の一つです。

某企業エントリー時の資格取得一覧のプルダウンにも入っている

「より高い演奏力を目指すためのグレード(1級・2級)」と、黄色の「指導者を目指すためのグレード(3級・4級・5級)」などの上位の級は、プロを目指す方やヤマハの講師、音楽の先生、音楽教室講師などを目指す方が受験する級なので、ここでは割愛させていただきます。

今回取り上げるのは、生徒さんが多く受験する級である、2つ前の画像の青で表示されている「学習者のためのグレード(6級・7級・8級・9級・10級)」です。

そのなかでも「ピアノ演奏グレード」「エレクトーン演奏グレード」に絞って、ご紹介していきます!

学習者のためのグレードでアピールするなら7級・6級

ピアノグレード受験

ヤマハのグレードは、ヤマハ音楽教室で習っている生徒さんだけでなく、誰でも受験できる間口の開かれたテストです。

ですから、「長くピアノを習っていることをアピールできる資格がほしい」「ピアノがうまいことをアピールしたい」という方は、ぜひ受験してみてくださいね。

内申書に記入するなら7級からがおすすめ

学習者のためのグレードは10~6級となっていますが、内申書などでアピールする場合は7級より上の級をおすすめします!

なぜかというと、7級と6級は受験後に届く合格証書に「サブネーム」が記載されているからです。

7~6級のサブネームとは?

ヤマハグレードHPによると、サブネームとはヤマハのグレードをもっと一般的にわかりやすくアピールするための表記なのだそうです。

合格証書へのサブネームの表示は、2017年5月より行われており、私の子どもが受験した際の合格証書にも次のように印字されていました。

たしかに、「書道〇段」とか「そろばん〇段」、英検〇級とかと比べると、ヤマハのグレードの価値がわかりづらいような感じもします。

「ヤマハのグレード6級取得しています!」と言われても、6級がすごいのか、それほどでもないのか、一般人にはよくわかりませんよね。

6級Bコースに合格すると「ヤマハピアノ総合演奏力上級2認定」となりますので、ただ「6級です」と伝えるよりも「”上級”ってすごくうまいんじゃないの?」と思ってもらえるというワケです。

ヤマハグレードをアピールする場合は、こちらのサブネームも併せて記載することをおすすめします!

ヤマハでも学校入試・就職活動でアピールすることを勧めています!

さて、ここからが本題!

ヤマハグレードは、内申書などでアピールできるかどうかですが、ヤマハグレードHPでは次のように説明しています。

2017年5月の試験より、7・6級に合格された皆さんが「取得グレードのレベルを分かりやすく伝えられる」ことを目的に「サブネーム」を導入し、「合格証書へのサブネームの印字」を2017年5月よりスタートいたします。

学校入試や就職活動等のシーンで、是非ご活用ください。

ヤマハグレードHPより抜粋

このように、ヤマハ側としてもサブネームを「ぜひご活用ください」としていることがわかります。

・・・ということで、内申書や履歴書などに記載する際は、サブネームがつく7級以上の級からがおすすめです。

ヤマハグレード内申書への書き方は【サブネーム一覧】を参考に

先ほども触れましたが、ヤマハのグレード取得をアピールする場合は、サブネームを書きましょう!

ここから、サブネームがどのようにつけられているか、まとめてご紹介しますので書き方は分からないときの参考にしてください。

ピアノ演奏グレード Aコース

7級ヤマハピアノ演奏力上級1認定
6級ヤマハピアノ演奏力上級2認定

ピアノグレードAコースは、楽曲演奏(自由曲2曲と課題曲1曲)と初見演奏のみのため、「演奏力」というサブネームとなっています。

ピアノ演奏グレード Bコース

7級ヤマハピアノ総合力上級1認定
6級ヤマハピアノ総合力上級2認定

ピアノグレードBコースは、楽曲演奏(自由曲2曲)と初見演奏・即興演奏・聴奏と幅広い音楽力が必要になるため、「総合力」というサブネームとなっています。

エレクトーン演奏グレード Aコース

7級ヤマハエレクトーン演奏力上級1認定
6級ヤマハエレクトーン演奏力上級2認定

エレクトーングレードAコースは、楽曲演奏(自由曲2曲と課題曲1曲)と編曲演奏のみのため、「演奏力」というサブネームとなっています。

エレクトーン演奏グレード Bコース

7級ヤマハエレクトーン総合力上級1認定
6級ヤマハエレクトーン総合力上級2認定

エレクトーングレードBコースは、楽曲演奏(自由曲2曲)と初見演奏・即興演奏・聴奏と幅広い音楽力が必要になるため、「総合力」というサブネームとなっています。

サブネーム入りの合格証書も再発行できる!

サブネーム入りの合格証書は、先ほどご紹介したように2017年5月以降試験実施分からです。

もし内申書や履歴書にサブネーム入りのものが必要な場合は、ヤマハグレードHPより再発行手続きができるので、手続してみてくださいね。

ただし、「合格証書」の再発行は受験日より1年以内、「合格証明書」の発行は受験日より10年以内となっていて、どちらも有料となりますのでご注意くださいね!

ヤマハグレードは7級・6級目指して頑張ろう!

何事も長く続けることは大変・・・だけど、長く続けることで「あきらめない力」「持続力・継続力」をアピールできます。

7級、6級くらいになってくると、曲のレベルも上がってきて練習も大変になってくるかと思いますが、合格証書を手にした時に達成感を味わうことができるでしょう。

それまでの努力が一つの形になった瞬間でもあります。

ぜひ7級・6級取得までピアノやエレクトーンの勉強を続けてほしいな、と思います。

この記事を書いた人

nabecco
nabecco
はじめまして、nabecco(なべっこ)です。
のんびり田舎ぐらしをしながら、自宅でピアノ&エレクトーン講師をしています。
生徒時代は練習嫌い・劣等生だった経験を活かし、そんな人でも楽しく音楽を学べるような記事作りを心がけています。
主婦目線での子育て情報も。
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