子どもの習い事は実にさまざま。
スポーツもいいけど、音楽もさせたいな♪
と思うママも多いのではないでしょうか?
そこでよく聞くのが 「音楽をさせるならなるべく早い方がいい」 という話。
私はピアノ指導をしてきた経験や子育てをしてきた経験から、この話は本当だと実感しています!
この記事は
- 何歳から音楽教育を始めたらいいのかを知りたい人
- 音楽は早期教育が必要な理由を知りたい人
- 小学生から始めたら遅いのか不安な人
におすすめです!
音楽はなぜ早期教育が必要なのか、その理由を経験談をまじえながら解説します。
早期教育はいいことづくめ♪
【経験談】音楽に早期教育が必要な理由・早期教育のメリット
一口に音楽教育といっても、その種類はさまざま・・・
- ピアノ
- 歌
- リトミック
- フルート
- バイオリン
など選択肢がたくさんありますね!
その中で習い始める子がもっとも多いのが、ピアノではないでしょうか?
音楽教育を早期にはじめることで、どんな効果があらわれてくるのかを、長年ピアノを指導する立場からご紹介します。
音感が身に付きやすい
音楽を早期に始めることの一番のメリットは、音感が身に付きやすいこと。
音感が身に付くかどうかは 人間の耳の発達ととても大きく関係しています。
\こちらでくわしく解説しています/
確かに人間の耳の成長が止まる小学校低学年というのはひとつの目安かもしれませんが、小学校低学年から音楽教育をはじめるより、 もっと前からはじめたほうが絶対音感を身に付けられる確率は高くなるとこれまでの経験から実感しています。
実際に小学生より年長(5歳)、年長より年中(4歳)からはじめた子どものほうが、より確かな音感が定着しているように感じます。
もちろん訓練次第で小学校に入ってからでも、音感がグングン伸びる生徒もいますが、幼少期からはじめたほうが身に付きやすいでしょう。
\音感を付けたい方 必見!/
音楽(音符・和音・リズム)を感覚的に覚えられる
小学生くらいになると知的理解がどんどん進んでいきます。
小学生になると学校での勉強も本格的に始まるので「感覚的」ではなく「論理的」にものごとを考えるようになってくるのです。
一方で幼児期の子どもは、大体が「感覚的に」「直感で」インプットし、それをあまり考えることなくアウトプットしていきますよね。
ですから 幼児期の子どもは、五線の音を読むのもいちいちドから数えたりはしません。
ト音記号のこの部分にあるのがドで、この辺にあるのがソ
・・・というように、五線に書かれた音を感覚的にそのまま覚えてしまうのです。
音読みが早いと、楽譜を自分で読むことも早い時期にできるようになりますよ!
\感覚的に音符を読めるようになる/
さらに幼児期の柔軟な脳は、五線に書かれた一つ一つの音符だけでなく、和音やリズムなども見た目でパッと覚えることもできます。
うらやましい♪
\リズムも感覚的に覚えちゃう!/
人前で何かすることに抵抗がなくなる
音楽教育を幼児期からおこなっていると、発表会やコンクールに参加する機会も必然的に多くなりますね。
例えば4歳でピアノをはじめたとして、小学6年生までに毎年発表会に出るとすると、人前で演奏する機会が8回あることになります。
そのほかにコンクールや学校の伴奏などもするようになると、その回数はもっと増えるでしょう。
小さいうちから人前で演奏するということは、緊張など感じないうちからステージに立つことになります。
なにがなんだか分からないうちからステージに立っていると、
人前で演奏することが当たり前
という感覚になるのですが、実は これがとても大切!
幼児期からたくさんステージに立つことで、度胸もつきますしプレッシャーにも強くなります。
この度胸は本番の演奏だけでなく、学校での発言・発表や受験で面接する際にも活かされ、大きな武器になるでしょう。
実際に幼児期からステージで演奏している子どもと、小学校高学年からはじめてステージに立つ子どもを比べてみると、度胸の差がはっきり表れているのがわかります。
\それでも緊張するあなたへ/
脳や心にもたらすメリットがたくさん!
ここからは、これまでご紹介した私の経験談にさらにプラスして、音楽の早期教育が子どもの脳や心の発達にもたらすメリットについていくつかご紹介します。
左右の脳を刺激できる
音楽を「聞く」「歌う」「演奏する」といった行動は、子供の脳に多方面から刺激を与えるといわれています。
特に、音楽教育を早期に始めることで、
- 言語能力
- 論理的思考力
- 集中力
などが向上します。
人間の脳は右脳と左脳でつかさどる分野が異なることをご存知でしょうか?
- 感情や記憶をつかさどる右脳
- 論理的思考や言語を扱う左脳
例えば、リズムを感じ取ることは実は数学的なセンスを鍛えることにつながりますし、なにも見ずに暗譜して演奏することで記憶力が向上します。
ピアノに限らず楽器を演奏するときは、手・指のこまやかな動きが求められ、これにより脳の運動機能分野も発達していくのです。
このような根拠からも、音楽教育は右脳と左脳をバランスよく鍛えるのに効果的といえるでしょう。
ボケ防止にも効果あり!
情緒が安定する
音楽は子どもの心理面・精神面にもよい影響を与えます。
あなたは音楽を聴いたり、演奏したり、歌ったりすることでストレスを発散することはありませんか?
子どもも大人と同じ。
音楽はストレスや不安を軽減し、情緒の安定へと導いてくれます。
特にクラシック音楽やリラックス効果のあるヒーリングミュージックなどは、子供の気持ちを落ち着け、集中力を高める効果も!
日常生活のある場面で、子どもの耳に入るように音楽を流すだけでも心の安定につながります。
モーツァルトにはα波が♪
\自律神経を整えてくれる音楽満載/
創造性・自己表現力が向上する
音楽は創造性を高めるためにとても効果的です。
幼児期からさまざまなスタイルの音楽に触れることで、自由な発想や自己表現力がはぐくまれるでしょう。
楽器を使って自分なりの音楽を作ることで、
想像力(imagination:イマジネーション)
直感的なひらめき(inspiration:インスピレーション)
問題解決能力(solution:ソリューション)
独創性(originality:オリジナリティ)
このような力が身につくといわれています。
さらに、子どもが音楽をとおしておこなう自己表現は、感情・考え・想いなどを表現する手段としても重要です。
音楽という手段を用いて言葉では表現できない感情を伝えることができるようになると、感情のコントロールもしやすくなるでしょう。
AIにはできないことだね♪
音楽教育は迷わず幼児期からはじめよう
音楽教育を早期にはじめることで、得られるメリットがたくさんありましたね!
小学生より幼児期に音楽教育をおこなったほうが、成長や定着が大きなものになる傾向がありますが、なかには小学生からはじめて急成長するような子どももいます。
でも、もしあなたが自分の子どもに
音楽教育を受けさせたいけど、まだ落ち着きがないし、理解力も低いから小学生になってからでいいかな・・・?
と考えているのなら、その迷いは捨てて早めに音楽教育をスタートすることをおすすめします。
頭の良さにも影響が???
\東大生の●割はピアノをしていた!/
この記事を書いた人
-
はじめまして、nabecco(なべっこ)です。
のんびり田舎ぐらしをしながら、自宅でピアノ&エレクトーン講師をしています。
生徒時代は練習嫌い・劣等生だった経験を活かし、そんな人でも楽しく音楽を学べるような記事作りを心がけています。
主婦目線での子育て情報も。
最新の投稿
発表会・コンクール2024-11-12ピアノ教室・クリスマス発表会で盛り上がるゲーム企画集 ピアノ2024-11-08クリスマス・ピアノ発表会の演奏曲の選び方とおすすめ楽譜 合唱2024-10-30中学校合唱コンクールで優秀賞を取るためのポイントと対策 ピアノ2024-10-11コンクール予選通過後から本選までの練習方法と過ごし方