【便利?不便?】絶対音感を持つメリットとデメリット

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絶対音感のメリットとデメリット
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絶対音感を持っていると、どんなメリットやデメリットがあるのでしょう?

音楽を学ぶ上で絶対音感があると役に立つことはたくさんありそうですが、一概にもそうとは言い切れません。

この記事は

  • 絶対音感に興味がある人
  • 絶対音感を持つメリットを知りたい人
  • 絶対音感を持つデメリットが気になる人

におすすめです!

今回は絶対音感を身につけておくと「こんないいことがあるよ」ということから、絶対音感があることで「こんな弊害もあるよ」ということをご紹介します。

便利なときと不便なとき両方をチェック!

\ そもそも絶対音感ってなに? /

contents

絶対音感があることのデメリット

はじめに絶対音感を持っていることで不便に感じることや、音楽を学ぶ上で弊害となってしまうことなどのデメリットをいくつかご紹介します。

生活音が気になって集中できない

絶対音感を持つ人のなかには、

  • 雨や風などの自然の音
  • 掃除機や洗濯機の回る音
  • 人が話す声

なども、すべてドレミで聴こえてしまう人もいます。

そうなるとただ普通に生活しているだけなのに、ありとあらゆる音がドレミで聴こえてきてしまうので、物事に集中できなくなることもあり大変です!

\ いろんな症例をチェックしよう /

移調楽器が苦手・気持ち悪くなる

吹奏楽やオーケストラで移調楽器担当になると、楽譜に書いてある音と実際に出てくる音が異なるため、気持ち悪さを覚えてしまう人もいます。

すぐに適応して演奏できる人もいますが、なかにはあまりの気持ち悪さから楽器の変更をする人も・・・

\ 移調楽器についても詳しく解説 /

音楽を心から楽しめない

絶対音感があると、ささいな音のズレが気になってしまいます。

合唱や器楽のアンサンブルなどをする際に、キーが合っていなかったり、チューニングがずれていたりすると、そちらに気を取られてしまって気持ち悪さを感じたり、モヤモヤしたりすることも・・・

そうなると心から音楽を楽しむことが難しくなってしまいますね。

注意が必要な薬がある

一般的な人に処方される分にはなにも影響がない薬でも、絶対音感があることで影響が出てしまう薬があります。

咳止めの一種なのですが、服用すると音が下がって聴こえるので注意が必要です!

\ 私も大変な目に遭いました/

次はメリットを紹介するよ♪

こんなに便利!絶対音感を持つメリット

piano-violin

絶対音感を持っていると、音楽を学ぶうえで便利なことがたくさんありますよ!

ここからは絶対音感があることのメリットをご紹介します。

楽譜が無くても音源があれば弾ける

絶対音感がある人は、楽譜が無くてもCDやYouTubeなどで音源を聴くことができれば、鍵盤で再現して弾くことができます。

そのためには

  • 旋律を聴き取る耳が育っている
  • 和音(ハーモニーの流れ、コード進行)を聴き取る耳が育っている
  • ベースラインを聴き取る耳が育っている
  • ある程度の鍵盤技術が備わっている

このようなことが必要になります。

小学校低学年のうちは、旋律とハーモニーだけ、旋律とベースだけ・・・などしか聴きとって弾くことができないかもしれません。

それは手の大きさや弾ける伴奏の形がまだ限定的だから。

もう少し大きくなって左手だけでベースと和音を弾けるようになると、市販されている楽譜のような(あるいはYoutuberのように)弾けるようになる子もいます。

楽譜を読むのが早くなる

絶対音感があると、 楽譜を読むのも早くなります。

それは耳で聴こえた音とリズムが、楽譜でどう表されているか確認することで理解が早まるからです。

絶対音感があると、楽譜をみないで感覚で弾いてしまいがちですが、そればかりしていると楽譜を読めるようにはなりません。

楽譜を読めるようになるには、耳からの情報をきちんと楽譜で確認することが大切ですよ!

\ 読譜が苦手ならアプリで特訓/

頭の中で曲を創造・作曲できる

絶対音感を持っていると、 頭の中である程度の音楽をイメージし曲を作ることができるようになります。

「このメロディーにはこの和音、ベースが合うな・・・」

というのが鍵盤を弾かなくても分かってしまうのです。

ただ、これを楽譜にするという作業は小さい頃はまだ難しいかもしれませんね。

ある程度楽譜が読めて、自分で記譜できるようになると、作った曲を楽譜にすることができるでしょう。

\ 楽譜ソフトで作曲しよう/

聴音や聴奏が得意になる

絶対音感を持っている人は、 音楽教室や音楽大学などで行う

  • 聴音(聴いた音を楽譜にする)
  • 聴奏(聴こえた音を鍵盤で弾く)

がすごく得意です

ほかの科目(楽典や和声)などが苦手でも、

「これだけはいつも満点が取れる!」

という人もいるのではないでしょうか。

\ ヤマハの聴奏にも活かされる!/

歌うこと・ハモることが上手になる

絶対音感を持っていると 歌も上手になります。

なかには絶対音感を持っていても音痴な人もいるようですが・・・
これは耳ばかりが育ってしまい、鍵盤のドレミと同じ高さの音を声に出してうたうトレーニングをしていないことが原因だと思います。

そして、 ハモることも得意です。

  • ソプラノはいつも主旋律でつまらない
  • ハモれるアルトの方がたのしい
  • カラオケではいつもハモってばかり

などという人も多いのでは?

絶対音感があると、メロディーに対してどの音をうたえばキレイにハモるのかが頭の中で分かってしまいます。

ハモるためには、ハーモニー感が育っていることも重要です!

鍵盤楽器や弦楽器の上達が早くなる

絶対音感を持っているとピアノなどの鍵盤楽器はもちろんのこと、 バイオリンやチェロなどの弦楽器の上達も早くなります。

弦楽器は左手で弦を押さえることで音程を変える仕組みになっていますね。

絶対音感があると、 正確なピッチを探すことができるので上達が早くなりますよ!

アンサンブルで間違いやピッチのズレに気がつく

先ほどデメリットのところでも同様な点を取り上げましたが、これは反対にメリットにもなります。

合唱や器楽合奏などアンサンブルをおこなうときに、 誰かが違う音を出していたり音程がずれていたりすると、すぐに分かる のも絶対音感を持っているのメリットです。

  • どの楽器が間違っているのか
  • 誰のピッチがずれているのか
  • きれいにハモっていないのはどこなのか

このようなことが分かる耳が育っている子もいます。

そのため絶対音感を持っていると、 パートリーダーや指揮者として重宝されますよ

\ 指揮のコツはこちら/

\ 賢くなるヒミツ知りたくない?/

自分の才能を好きになろう!

絶対音感を持つことのメリットやデメリットをいくつかご紹介しました。

音楽を学ぶうえでいいこともいっぱいあるようですが、絶対音感を持つことで不快に感じることもあります。

でもせっかく絶対音感を持っているなら、その才能を自分で認めてどんどん活かしていけるといいですね!

メリット・デメリットどちらもありますが、私は音楽を学ぶ上で絶対音感があって本当によかったと思っています。

「音がすぐそばにある」感覚は特別な才能!

\ 自宅でもトレーニングできる/

この記事を書いた人

nabecco
nabecco
はじめまして、nabecco(なべっこ)です。
のんびり田舎ぐらしをしながら、自宅でピアノ&エレクトーン講師をしています。
生徒時代は練習嫌い・劣等生だった経験を活かし、そんな人でも楽しく音楽を学べるような記事作りを心がけています。
主婦目線での子育て情報も。
絶対音感のメリットとデメリット

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