絶対音感にもレベルがある！なかには生活に影響が出る人も

絶対音感を持つ人は世の中にたくさんいます。

しかし私は「絶対音感にもレベルがあるのでは？」と思っています。

というように、ただピアノで弾いた音やテレビで流れる音がドレミで聴こえるだけでなく、もっと細かいところまでドレミで聴こえる人もいるんですよ！

今回は絶対音感でどこまで聴こえるのか、絶対音感のレベルについて考えてみましょう。

絶対音感の性能をレベル分け！生活に影響のない例

基準となる音がないのに、鳴った音がドレミでわかる絶対音感。

人間はどこまでドレミで聴こえるのでしょうか？

はじめに生活にはあまり問題とならない絶対音感の例をご紹介します！

ピアノの音（12平均律）だけドレミで聴こえる

絶対音感を持つ多くの人は、ピアノなどで鳴らされる12平均律だけドレミで聴こえるという人が多いのではないかと思います。

12平均律とは：1オクターブを12の音に平均的に分割した音律のこと
基準とするドの音から1オクターブ上のドまで、半音の数をすべて数えると12音になります。

音楽教室やピアノ教室に通って音感教育を受けた人は、12平均律の音だけドレミが分かる人が多いのではないでしょうか？

有名な電子音を聴いてみよう

12音が判別できる人は、電子レンジや電話の着信音などの電子音も聴き取ることが可能です！

有名な効果音がたくさんありますね！

あなたはどこまでドレミで分かりましたか？

金属をたたく音が分かる

お寺の鐘やベランダの手すり、鍋などの金属をたたいたときに発する音が分かる人もいます。

私もなんとなく音は分かるのですが、倍音が気になってどこを聴いたらいいか分からなくなってしまうこともあります。

倍音とは：楽器や自然環境音・話し声などあらゆる音に含まれる2～4倍周波数が高い音

歌詞つきの歌もドレミで聴こえる

歌詞がついている曲が、そのままドレミで聴こえてしまう人もいます。

私は歌詞がある曲は、言葉が頭に入ってきてしまい・・・

一度歌をハミングに直してからでないと、ドレミに変換できません。

もしくは、バックで鳴っているバンドの音・伴奏の音など楽器で鳴っている音はドレミで聴こえるので、そのハーモニーやベースを頼りに歌をドレミに変換することもあります。

生活に影響が出る絶対音感レベルの例

ここまでは生活にはあまり影響がない絶対音感の例をご紹介しました。

ここからは「そこまで聴こえたら生活が大変なんじゃない？」という絶対音感の例をご紹介します。

話し声もドレミで聴こえる

人が話している声までがドレミで聴こえてしまう・・・なんていう人も存在します。

これも歌詞つきの曲と同様に、私は言葉が先に入ってきてしまいます。

話し声がぜんぶ音で聴こえてきたらと思うと、うるさくて仕方がありませんね。

どうぶつの森の住人の会話ならドレミに聴こえるかも？

人の話し声はドレミに聴こえないけれど、【どうぶつの森】の住人の会話のように、電子音が鳴り続けるものならドレミで聴き分けられる方もいるのではないでしょうか？

自然環境音もドレミで聴こえる

絶対音感のレベルが上がってくると、

・・・など自然環境音がドレミで聴こえるという人もいます。

鳥の鳴き声を聴いてみよう

メロディーを奏でるかのように美しく鳴く鳥（ウグイス・ホトトギス）や、伝書鳩の鳴き声はドレミで聴こえやすいかもしれません。

私の場合、鳥の鳴き声は人間の歌声のようにハミングに直せばドレミに変換できます。

雷雨の音を聴いてみよう

でも、雨の音や風の音は難しい！！

さすがにここまでくると神レベル！

・・・というか、

「生きていくのが大変だろうなぁ」

と、心配すらしてしまいます。

いろいろなレベルの絶対音感の持ち主がいる

今回は絶対音感の性能についてレベル分けしてみましたが、あなたはどこまでドレミで聴こえますか？

性能が良すぎると、常に音ばかりを意識してしまって物事に集中できなくなりそうです。

日常生活にもなにかと影響をきたしそうですね。

日常生活に支障がでるといえば、絶対音感を持っている人が飲むと大変なことになる薬があるのをご存知ですか？