「ドレミを読むのが遅い」「ドから順番に数えないと読めない」という悩みを持っているお子さんやお母さんって多いものです。
今回は、 記述式タイプの譜読みドリル から、おすすめ商品をご紹介しますよ~!
譜読みに強くなる方法いろいろ
楽譜に書いてある音を読むのが苦手な方に、譜読みに強くなる方法として、これまでに
などをご紹介してきました。
でも、やっぱり昔ながらの「ひたすら読んで書いて覚える方法がいい!」という方も多いのではないでしょうか?
読譜が早くできるようになるには、私はやっぱり数をこなすしかないと思います。
もし「ひらがな」や「カタカナ」を書ける年齢に達しているなら、ドリル式のものを準備して取り組ませてみるのもいいですよ!
ドリル式のメリット・デメリットは?
ドリル式のメリット・デメリットを挙げてみますね。
メリット
- やったことが形に残る
- 達成感を味わうことができる
- 字や音を書く練習になる
ドリル式は全部終わると達成感を味わうことができますよね。「こんなに頑張った!」という自信にもつながります。
階名を書くタイプと五線に音を書くタイプとありますが、「書く」という作業は「ただ見る」だけより、脳を刺激してくれますよ。
デメリット
- 繰り返し学習ができない
- 手元にドリルがあるときしかできない
- 同じ音を探して答えを写しがち
デメリットはこんなところでしょうか・・・。
一度ドリルに記入してしまうと、確認はできても「消してもう一回解く」ということができません。個人で利用するなら事前にコピーをとっておけばいいかもしれませんね。
またスマホアプリはいつでもどこでも学習できますが、ドリル式はドリルと鉛筆がないと解くことができませんね。
さらに、私の生徒もよくやっているのが、「一度解いた問題から同じ音を探して答えを写す」という行為です(笑)
子どもながらによく考えますよね!
メリット・デメリットそれぞれありますが、 実際に書いて覚えるという訓練はとても大事なこと だと思います。
記述式・ドリル式のおすすめは?
それでは、記述式・ドリル式のおすすめをいくつかご紹介していきましょう!
書いて覚える徹底!!譜読
ドレミ楽譜出版社から出版されている「書いて覚える徹底!!譜読」は、こちらの商品と2巻、導入編もあります。
未就学児や小学校低学年といったピアノ初心者でも分かりやすく初歩からスタートするので安心です。
たくさん書かれた全音符に音名を記入していくスタイル。
導入編と2巻とこの商品の違いは譜表の大きさだけなので、これ一冊あれば十分だと思います。
WAKU WAKU おんぷ読みドリル 上・下
ヤマハミュージックメディアから出版されている「WAKU WAKUおんぷ読みドリル」は上下巻で構成されています。
目印となる音を学ぶことから始めます。解説が挟まれているので、初心者でも安心ですね。書いた音が鍵盤だとどこになるかを、鍵盤図で探せるようにできています。
下巻には簡単な和音よみもでてきますよ!
反復練習 おんぷ読み方プリント
デプロから出版されている「反復練習 おんぷ読み方プリント」は、とにかくたくさん音をよんで書きたい人におすすめです。
前半はト音記号の問題、後半はヘ音記号の問題になっているので、最初から取り組まず苦手なところから始めてもいいと思います。
反復練習 おんぷ読み方プリント 反復練習でレベルアップ!たのしいトレーニングプリント
お気に入りのドリルを見つけよう
ドリルタイプは、書くことで脳へしっかりと記憶させることができるので、おんぷカードがうまくいかなかった人にもおすすめです。
いろいろな商品がありますが、どれがやりやすいかは好みだと思います。ひたすら音名を書かせたいのか、解説があったほうがいいのか、イラストがあった方が親しめる・・・など。
ぜひお気に入りのドリルを見つけて、繰り返し学習してみてくださいね!数をこなせば、音読みも早くなりますよ!!
この記事を書いた人
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はじめまして、nabecco(なべっこ)です。
のんびり田舎ぐらしをしながら、自宅でピアノ&エレクトーン講師をしています。
生徒時代は練習嫌い・劣等生だった経験を活かし、そんな人でも楽しく音楽を学べるような記事作りを心がけています。
主婦目線での子育て情報も。
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