RSウィルスは冬に流行する病気だと思っていましたが、息子が通っている幼稚園で現在(9月初旬)流行しているらしく、息子ももれなく感染してしまいました。
1つ「変だな?」と思ったのが蕁麻疹です。
RSウィルスに感染した息子が一番つらかった症状がこの蕁麻疹。
症状や経過をまとめます。
RSウィルスで蕁麻疹になるの?息子の場合
RSウィルスは主に冬期に流行する乳幼児が重症化しやすい感染症の一つです。
何度も感染するうちに症状が軽くなっていき、大人になると「ただの風邪」となるそうです。
息子は4ヶ月のときに初めてRSウィルスに感染しましたが、大き目の赤ちゃんで食欲もあったため重症化せずに入院は免れました。
が、赤ちゃんのときに感染すると、その後喘息になりやすいそうで、実際にその後喘息の診断も受けています。
RSウィルスの一般的な症状は、咳・鼻水・熱(38度くらい)で咳が止まらなくなったり、ゼーゼーしたりすると「気管支炎」や「細気管支炎」と診断されます。
今回、息子は上記の症状に加えて「蕁麻疹」が出ました。
RSウィルスって蕁麻疹も出るの?
という疑問から、3歳息子の今回の症状や経過をまとめておこうと思います。
咳が酷くなり病院を受診
9月初旬、咳が酷くなって夜間も何度か咳き込むようになったので小児科を受診しました。
「ゼーゼー」しているから気管支炎かな?
とのことで、ホクナリンテープと咳止め、痰を切りやすくする薬などを処方してもらいました。
熱と蕁麻疹が!
次の日、咳がひどいので幼稚園を休ませて家で様子をみることに。
この日は朝から鼻水もひどくなりティッシュが手放せない状況になりました。
午前中はグズグズで、機嫌が悪く常に私にべったりの状況。
体調悪いんだな・・・と思って昼寝をさせて、昼寝を終えた途端に異変が!
体熱い!!
そして
「お母さん、ココかゆいー!!こっちもかゆいー!!」
身体を見てみると足に蕁麻疹が出てました。
熱を測ると38.5℃もあり、急きょまた小児科へ連れて行くことに。
RSウィルスの感染を確認
昨日受診した時点から症状が悪化していること、熱が出たこと、蕁麻疹が出たことを伝えると、息子が通っている幼稚園でポツポツとRSウィルスが確認されているとのことで検査してみることになりました。
鼻に綿棒をグリグリされて泣いて咳き込む息子・・・かわいそうに・・・。
数分後、やはりRSウィルスの反応が出ました。
RSウィルスと蕁麻疹の関係は?
RSウィルスに感染していることは分かったものの、なんで蕁麻疹が出ているのか疑問に思い先生に聞いてみました。
食物アレルギーや寒暖差などで蕁麻疹が出ることは知っていたのですが、なんと風邪を引くなど抵抗力が落ちたときにも蕁麻疹が出ることがあるそうです。
アレルギー症状を抑える飲み薬と、かゆみを抑える抗ヒスタミン薬の塗り薬を処方されました。
体温が上がると蕁麻疹はひどくなる
夕方は蕁麻疹も軽くなってきて「このまま消えればいいな~」と思っていました。
とりあえず今日はお風呂は中止して寝かせようと思ってベッドに連れて行くと、
「お母さん、かゆいー!!」
と、あちこちボリボリ掻きまくる息子。
見てみると脇の下や足の付け根部分などに蕁麻疹がブワ~ッと出ていました。
この太ももの内側に出た蕁麻疹は、世界地図のように広範囲に膨らんでいました。
蕁麻疹が出ているところは熱を持っています。
ありったけの保冷剤をタオルでくるんで、蕁麻疹が出ている場所にあてて痒みを格闘すること30分後にやっとスーッと寝てくれました。
・・・が、夜中も2時間おきくらいに痒くて目が覚めて、私もグッタリでした。
このときに活躍したのがジェル状の固まらない保冷剤です!
固いと患部に当てるのが大変ですが、 ジェル状タイプは柔らかく冷やせる面積も広いので、広範囲に蕁麻疹が出たときにとても助かりました。
我が家はこれを3つ常備しています。
翌日・・・
朝には蕁麻疹も引いていて熱も下がっていました。
この日も幼稚園はお休みさせて、昼寝前体温が上がったときに足に小さな蕁麻疹1ヶ所を確認。
すぐに冷やしました。昼寝のときはこれ以上悪化せず、一安心していたら・・・
夜、大変なことになってしましました。
前の日の蕁麻疹は脇の下から下の部分に出たのですが、この日は頭・顔・首をふくめて足の先まで全身に広がってしまったのです。
ちょっと分かりにくいですが、おでこ~頭と、口周り~首に蕁麻疹が出ています。
もう、かわいそうでかわいそうで・・・できることなら代わってあげたかったですね。
とにかく冷やして薬を塗るしかないので、先ほどご紹介した保冷剤のほかにお弁当に入れる保冷剤も足して全身を冷やしました。
口~首にも蕁麻疹が出ていたので、呼吸が荒くならないように様子を見ながら夜を過ごしました。
息子も30分後くらいに寝て、その後2時間くらいで口~首の蕁麻疹も治まってきたので私も就寝。
翌日軽快する
翌朝、あんなに全身に広がっていた蕁麻疹は引いていて、一安心。
咳や鼻水も少なくなってきました。
お昼寝前に顔に少し蕁麻疹が出たのが最後で、このあと蕁麻疹が出ることはありませんでした。
こうして3日間続いた蕁麻疹との戦いがようやく終わったのです。
まとめ
RSウィルスと蕁麻疹が一緒に発症したので、RSウィルスの症状の一つかと思いきや全然違いました。
子どもなど抵抗力が弱い場合は、 風邪などの感染症で弱っているときに蕁麻疹が出ることもある んですね。
蕁麻疹が出ている間は、お風呂には入れず(体温が上がってしまうため)ぬるめのシャワーだけで過ごしました。
パジャマもなるべく薄着にして、とにかく体温が上がるのを防ぎました。
小さいお子さんがいる家庭ではジェル状の保冷剤があると、いざというときにとても便利ですよ!
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この記事を書いた人
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はじめまして、nabecco(なべっこ)です。
のんびり田舎ぐらしをしながら、自宅でピアノ&エレクトーン講師をしています。
生徒時代は練習嫌い・劣等生だった経験を活かし、そんな人でも楽しく音楽を学べるような記事作りを心がけています。
主婦目線での子育て情報も。
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