子どもがドアに指を挟むことはよくあること。うちの息子もドアに手の人差し指を挟んでしまいました。
大人だったら痛さが分かるので自分で対処もできますが、子どもはどれくらい痛いのかよく分からないのでどうしてあげたらいいか分からなくてオロオロしてしまうことも。
冷静に判断できるように、対処方法を確認しておきましょう!
子どもがドアに指を挟んだときの対処法
実際にドアに指を挟んでしまったら、どう対処すればよいでしょうか?私が行ったことと、お医者さんに教えてもらったこと、やめた方がいいことなどをご紹介します。
挟んだ指を冷やす
指を挟んだらまずすべきことは、冷やすことです。 冷水を流したり、保冷剤を患部に当てるなどして冷やしましょう。
血が出ていたら止血する
もし患部から血が出ていたら指を握ったり、 包帯を巻くなどして圧迫してください。 消毒液で消毒してから絆創膏を貼って様子をみます。
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腫れてこないか確認する
冷やしたけど腫れてきた場合は、骨が折れていることも考えられます。 挟んだ指がきちんと動くか第一関節、第二関節がそれぞれ動くかを確認しましょう。
腫れが引かない、関節が曲げられない場合は病院(整形外科)を受診してくださいね。
色がどう変わっていくかを見ておく
病院に行くと患部の色の変化を聞かれる場合があります。
だんだん紫になってきた、膿がたまって黄色くなってきた・・・など、 色の変化を覚えておいてお医者さんに伝えられるようにしておきましょう。
膿がたまったら病院で排濃してもらう
指を挟んでから2~3日後に膿がたまってくることがあります。皮膚の内側が黄色~黄緑色に変色してくるので分かるはず。
もし膿がたまってきたら、病院で膿を出してもらいましょう。 針を刺して排濃をします。症状によって化膿止めの飲み薬が処方されることも。
あとはそのままでOK
その後はなにもせずにそのままでOKです。爪の部分をおもいっきり挟んでしまった場合は、爪の中に血が溜まり爪が剥がれることもあります。
でも子どもは新陳代謝が早いので、 半年くらいで新しい爪に生え変わるそうです。 (私が足の爪をぶつけたときは1年弱くらいかかりましたが・・・若いって素晴らしいですね)
爪が剥がれそうでパカパカしているのが気になって子どもが触る場合は、整形外科や皮膚科を受診して処置してもらいましょう。
絆創膏で塞ぎっぱなしにしない
これは私がやってしまったミス。排濃してもらって数日後に、息子が「痛い痛い」というので、「ぶつかると痛いのかな?」と思って絆創膏を貼っていたんです。
そうしたら絆創膏を貼っている部分に皮膚炎が発症してしまい、ボツボツができてしまいました。
血が出ていなければ下手に患部は塞がないで、乾燥させておいた方がいいのだそう。そのほうが治りも早いそうです。
ドアの安全も確認しておこう
指を挟まないような安全グッズも販売されています。 子どもが小さいうちは(歩きはじめる1歳~4歳くらいまで)はドア用のセーフティガードを使ってみてはいかがでしょうか?
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まとめ
子どもがドアに指を挟んだ場合、症状が軽くてきちんと家で処置ができれば病院を受診しなくても大丈夫です。関節が動かない、血が止まらない、膿がたまった、爪が剥がれた・・・などの症状が出たら、きちんと病院を受診してくださいね!
病院を受診する際は、経過をきちんと説明できるようにしておきましょう。