【コンクール・発表会】本番で失敗しない!実力を発揮するための対策法

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ピアノの本番で実力を発揮するための対策法
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「本番は実力の8割しか出せない」

このような言葉を聞いたことはありませんか?

あんなに練習したのに本番は全然うまく演奏できなかった

頭が真っ白になっちゃった

このような生徒がいるのも事実です。

せっかく頑張って練習してきたのですから、本番もいつもの練習通り、もしくはそれ以上の演奏をしたいですよね!

この記事は

  • 本番はいつもうまくいかず後悔している人
  • 本番も練習どおり演奏するための対処法を知りたい人
  • 本番で実力を発揮したい人
  • まさにこれから本番を迎えようとしている人

におすすめです!

本番は一度きり。

その一回の演奏を満足のいくものにするために、準備しておくと良いことをご紹介します。

前向きに立ち向かおう♪

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実力以上の演奏ができる生徒はポジティブ思考

本番に臨む生徒の様子を見ていると、次の3つのパターンに大きく分けることができます。

  • いつもの練習通りにできる
  • いつもの状態とはまったくかけ離れた演奏になってしまう
  • いつもの練習以上の力を発揮できる

これまでいろいろなタイプの生徒に出会ってきましたが、「いつもの練習通りにできる」「いつもの練習以上の力を発揮できる」という子は総じてポジティブ思考で、つねに自信を持って本番に臨んでいました。

このように、本番に強くなるためには精神面ももちろん必要なのですが、それ以外にも準備しておけることもあります。

メンタル強化については後ほど詳しく!

失敗しないために練習環境を本番に近づけよう

準備しておけることの一つとして、本番さながらの環境を作ることが挙げられます。

本番ではいつもの練習場所(ピアノ教室や自宅の練習している場所)とは異なる環境ですよね?

環境や雰囲気の変化は、緊張や不安に繋がってしまいがち。

そこで、次のポイントに注意して練習を行いましょう!

ステージの雰囲気を再現する

発表会やコンクールのステージは、いつものレッスン室とは大きく異なります。

  • 大きな奥行きのあるステージ
  • 照明
  • 客席の静まり返った雰囲気

このようにいつもと異なる環境に敏感に反応する子にとっては、大きなストレスになる場合もあります。

もしできるなら自宅で練習する際に、意図的にそのような雰囲気を再現しましょう。

たとえば・・・

  • 家族や友人を観客になって、静かに聴いてもらう
  • 客席の方向にぬいぐるみを並べて観客に見立てる
  • 暗めの照明で練習してみる
  • スポットライトを当ててみる

もちろん住宅事情によってできることは限られますが、このように本番の雰囲気に練習環境を近づけることで、緊張感を高める練習ができます。

\スポットライト取付もおすすめ/

実際のステージを見てみる

もし演奏するステージを実際に見に行くことができれば、見に行ってみることをおすすめします。

実際にホールのイメージを体感することで、本番への気持ちのコントロールがしやすくなるでしょう。

会場によっては「ホールだけ見せてください」といっても断られたり、料金を取られたりする場合もありますので、会場に事前に確認のうえ赴くようにしてくださいね!

同じ会場で行われる演奏会・コンサートを聴きに行ってみるのも一つの方法です。

イメージを膨らまそう!

HPでステージの雰囲気を確認する

ホールまで行くのはちょっと・・・

という方は、ホールのホームページを検索してみましょう!

ホール内の様子が画像として掲載されていることがあるので、参考にすることができますよ。

ステージや客席の画像があれば印刷して、練習している部屋に貼ってみるのもおすすめです。

練習する前に印刷したものを見て、本番の様子をイメージしてから演奏できますし、実際目に見える風景をあらかじめ確認しておくことで緊張予防にもなります。

リハーサルをする

リハーサルは、本番を模擬体験できる重要なステップ。

ホールやステージでのリハーサルを何度も経験することで、本番で感じる緊張を軽減しやすくなります。

特に、実際演奏するピアノや照明・音響設備に慣れることで、パフォーマンスの精度も向上しますよ!

もし同じ会場をレンタルできるのであれば、事前リハーサルすることをおすすめします。

会場をレンタルするのは厳しい方は、「一回だけ弾く練習」をしてみてください。

\「一回だけ弾く練習」の方法はこちら/

録音・録画をする

自分の演奏を録音・録画する方法も、緊張感を持って弾く練習方法としておすすめです。

録られている=失敗できない

と自分を追い込むことで、緊張状態を作り出します。

また録音したものを楽譜を見ながら自分で確認すると、演奏しながらでは分からなかったような細かい部分に気づけることもありますよね。

音楽をやるうえでも、振り返り学習は効果的です!

やりっぱなしにしない!

演奏技術を磨いて自信をつける

本番で安定したパフォーマンスをするためには、演奏技術をしっかりと身につけて自信を持ってステージに立てるように準備しておく必要があります。

テンポを落として練習する

速いテンポでの演奏に慣れてしまうと、細かいミスが増えやすくなります。

本番で演奏するよりもゆっくりのテンポでの練習することで、指の動きを確実にし、どんな状況でも正確な演奏ができるようにしましょう。

ゆっくり演奏することで音の一つひとつに意識が向いて、ミスを予防できます。

一音一音ていねいに♫

部分練習をして苦手要素をなくす

難しい部分やミスしやすい部分は、そこだけを抜き出して繰り返し練習することがなによりも大切!

全体を通して弾くのではなく、特定の部分を集中して何度も練習することで、その部分がしっかりと体に染みつきます。

例えば

この部分をミスなく5回演奏出来たらクリア!
(1回ミスしたらカウント0からやり直す)

このように「ミスしたらやり直し」と自分にプレッシャーをかけることで、ドキドキした状況でも成功体験を得る経験ができます。

反復練習をすることで自信がつき、本番でもミスを恐れずに演奏できるようになりますよ!

暗譜の精度を高める

コンクールや発表会では暗譜での演奏を求められることがあります。

いつもの練習ではしっかり暗譜できているようでも、本番はミスを恐れるあまり、途中で頭が真っ白になってしまうことも・・・

暗譜の精度を高めるためには、単に指で覚えるのではなく、頭の中に楽譜をイメージしながら演奏できるようにしておくことが重要です。

また、アナリーゼ(楽曲の構成や各部分の役割を理解し、音楽全体を深く理解すること)をしも暗譜の助けとなります。

もう一つおすすめなのが、左手だけの練習!!

多くの曲は右手にメロディーがくるので、歌いながら弾くことで暗譜しやすいのですが、

「左手だけ暗譜で演奏してみて」

と生徒に言うと、できないことが多いのです。

左手はベースやハーモニーの役割を担うことが多いのですが、

  • ベースラインが大きく跳躍するところ
  • 転調部分の最初のハーモニー
  • 内声の微妙な音の変化(半音か全音か)

このような部分で、突然真っ白になってしまうことがあります。

両手での暗譜はもちろんですが、ぜひ左手だけの暗譜ができているかも練習メニューに取り入れてみてくださいね!

自信をつけよう♪

健康管理を徹底する

本番前に体調を万全に整えておくことも、パフォーマンス向上のカギとなります!

体調が万全でなければ、どれほど準備をしていても最高のパフォーマンスは望めません。

睡眠をしっかりとろう

睡眠は脳の働きを回復させ、集中力判断力を高めます。

特に、本番前の夜は十分な睡眠をとることがとても大切!

練習で疲れ切ってしまっても、しっかりと体を休めることで、翌日のパフォーマンスに備えましょう。

バランスの良い食事をしよう

食事も体調を整えるうえで重要な要素です。

栄養バランスの取れた食事を心がけることは、体調を整えるだけでなく、精神の安定にも繋がってきます。

特に本番当日は、消化の良い食事を心がけ、エネルギー不足にならないようにすることが大切です。

本番前は少し糖分補給をして、集中力を高めましょう!

\本番前の一粒にぴったり♪/

適度な運動をしよう

軽い運動は血行を促進し、体をリラックスさせる効果があります。

演奏前に軽く体を動かすことで、緊張を和らげ、体がリラックスしやすくなります。

ストレッチやヨガなど、ゆっくりとした動きのあるエクササイズが特におすすめですよ!

私も本番前は体を伸ばすようにしてるよ!

緊張対策として精神面の強化も必要!

多くの演奏者が本番で思うように弾けない原因は、精神的な緊張や焦り・不安です。

これを予防するためには、メンタルトレーニングが必要になってきます。

イメージトレーニングをする

本番前はポジティブなイメージトレーニングを行って、心の準備を整えましょう。

自分が舞台上で完璧に演奏している姿をイメージすることで、心が安定し、自然と自信が湧いてきます。

そして本番が終わったあとに「やりたいこと・食べたいもの」などご褒美を考えておくことも有効です!

子どもにとって

ご褒美=活力

ですからね。

ご褒美を目指して頑張ろう♪

深呼吸や瞑想でリラックス

緊張を感じた際に、深呼吸や瞑想を行うことは効果的です。

深く息を吸い込み、ゆっくりと吐くことで、体全体がリラックスし、心拍数を落ち着かせることができます。

また、日常的に瞑想を取り入れることで、自分の心を冷静に保つ訓練ができるのでぜひお試しください。

\深呼吸についてはこちらでも紹介/

緊張を味方につけよう

緊張は悪いものではありません!

適度な緊張は集中力を高め、最高のパフォーマンスを引き出せることもあります。

「緊張している=悪いこと」というイメージをちょっと転換して、

緊張=良い演奏をするためのエネルギー

として捉えてみませんか?

この考え方のシフトが、本番での演奏を良い方向に導いてくれるはず!

\緊張をエネルギーに変える仕組み知りたくない?/

市販薬を試してみる方法も!

緊張や不安・イライラ感を穏やかにしてくれる薬があるのをご存知ですか?

普段飲んでいる薬と飲み合わせが大丈夫なのであれば、市販薬を試してみる方法もあります。

\漢方薬は子どももOK!/

\こちらは15歳以上/

「抑肝散」は我が家も常備しているよ♪

本番いつもどおりの演奏ができますように!

ピアノのコンクール・発表会などでいつもどおりの力を発揮するためには、

  • 練習環境の工夫
  • 演奏技術の向上
  • 健康管理
  • メンタル強化

これらが必要になってきます。

そしてなによりも、保護者の方や指導している先生など周囲のサポートも重要!

本番でいつもどおり(欲を言えばそれ以上!!)のパフォーマンスができるように、今回ご紹介した予防策を試してみてくださいね。

\こちらもお試しください/

この記事を書いた人

nabecco
nabecco
はじめまして、nabecco(なべっこ)です。
のんびり田舎ぐらしをしながら、自宅でピアノ&エレクトーン講師をしています。
生徒時代は練習嫌い・劣等生だった経験を活かし、そんな人でも楽しく音楽を学べるような記事作りを心がけています。
主婦目線での子育て情報も。
ピアノの本番で実力を発揮するための対策法

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