就職活動をするときや、自分の経歴を書かなくてはいけないときに、「音楽経験がある」「ピアノが上手に弾ける」などをアピールすることができれば、
もしかしてちょっと有利になるかも・・・?
と考えたことはありませんか?
自分が希望する職種・仕事にもよりますが、音楽経験をアピールすることで仕事探しが有利になることもあります。
今回は音楽経験やピアノ経験をアピールしたいときに記入できるおすすめの資格をご紹介します。
すぐに取得できる資格もあれば、ある程度勉強する時間が必要なものもありますので、くわしくチェックしていきましょう!
あそびうた・幼児ピアノ・リトミック認定
一般社団法人【国際あそびうた音楽協会】が主催しているのが、「あそびうた・幼児ピアノ認定」「あそびうた・リトミック認定」です。
どんな資格?
「あそびうた・幼児ピアノ認定」は、幼児期の子どもに対するピアノ指導を学べる通信講座を受講後に取得できます。
「あそびうた・リトミック認定」は通信講座で取得可能な資格で、四季折々の子どもの歌をリトミックを通じて0~6歳までの子どもたちに教えることができるようになります。
幼児ピアノ認定は1種類だけですが、リトミック認定は2級と1級があるのが特徴。
リズム感や音感を育むことができるリトミックは、子どもの習い事としても人気ですよね!
2級⇒1級の順でチャレンジしよう!
こんな人におすすめ!
- 幼稚園や保育園の先生を目指す方
- リトミックの講師を目指す方
- 音楽教室・ピアノ教室の講師を目指す方
- 幼児に対する音楽指導を勉強したい方
- 導入期のピアノレッスンに不安がある方
- 在宅で資格を取得したい方
この資格は講座受講も認定試験も在宅でOK!
取得までどのくらい?
- 1日15分 で 最長6か月
- スキマ時間で勉強可能
「あそびうた・幼児ピアノ認定」「あそびうた・リトミック認定」
の詳細&お申込みは【資格のオトキャン】へ!
ヤマハ音楽能力検定制度(ヤマハグレード)
一般財団法人【ヤマハ音楽振興会】で主催しているのが、ヤマハ音楽能力検定制度(通称:ヤマハグレード)です。
どんな資格?
音楽の総合力や指導力を確認できるテストで、ヤマハ音楽教室に通う生徒のステップアップの目安(進級の目安)とされています。
ヤマハ音楽教室生だけでなく、音楽を学ぶすべての方が受験の対象となり、ピアノ・エレクトーンだけでなくギター・ドラム・管楽器などのグレードも取得可能です。
日本だけでなく世界30か国以上で同様の試験を実施しているテストです。
各級の位置づけは次のとおり
音楽基礎グレード | ヤマハ音楽教室の幼児科修了時に取得 |
13~11級 | 鍵盤初期学習者のためのグレード |
10~6級 | 学習者のためのグレード |
5~3級 | 指導者を目指すためのグレード (演奏グレードと指導グレードがある) |
2・1級 | より高い演奏力を目指すためのグレード (近年1級の試験実施はない) |
このうち、ギターと管楽器は10~3級、ドラムは10~6級のみの実施となっています。
こんな人におすすめ!
- ヤマハ音楽教室に通っている生徒
- ヤマハの講師を目指す人
- ピアノ・エレクトーンの講師を目指す人
- ギター・管楽器・ドラムの講師を目指す人
- 鍵盤を弾く仕事(結婚式やイベントなどでの演奏など)を目指す人
- 幼稚園・保育園・学校の先生を目指す人
- 世界に通用する音楽関係の資格が欲しい人
グレード5~3級を取得すると
ヤマハ講師採用試験で免除される科目も♫
取得までどのくらい?
受験級によって難易度にかなり差があるため、一概に目安を定めるのは難しいですが、内申書に記入する目安となる7級はピアノならブルグミュラー後半程度の曲が弾けることが前提です。
さらに【音楽総合力】をテストするBコースでは、演奏だけでなく耳の力や即興力・初見力なども必要になります。
Aコースは【演奏力】が重視されます。
また5~3級は【演奏グレード】と【指導グレード】に分かれ、より専門的な知識が必要です。
音大生なら試験傾向の対策を行えば、比較的早く取得できるかもしれません。
音楽療法カウンセラー・メンタル心理ミュージックアドバイザー
日本インストラクター技術協会で認定している資格の一つに、音楽療法カウンセラーがあります。
一方でメンタル心理ミュージックアドバイザーは、日本メディカル心理セラピー協会が主催している資格です。
音楽療法の資格にはいくつかありますが、一般社団法人日本音楽療法学会が主催する「学会認定音楽療法士」や全国音楽療法士養成協議会が主催する「音楽療法士(専修・1種・2種)」の資格は、指定されている専門機関(大学・短大・専門学校など)で勉強していないと受験できません。
しかし、音楽療法カウンセラーやメンタル心理ミュージックアドバイザーは専門機関で勉強していなくても受験可能なので、働きながら勉強して取得することができます。
どんな資格?
音楽を使ってメンタルケアを行う「音楽療法」を学びたい方におすすめの資格です。
音楽的知識はもちろん、心理学や医療の知識も必要です。
音楽を通してQOLを高めたり、生き生きと過ごすための力を与えたり、相談者におすすめの音楽を提案したりすることができるようになります。
医療や介護の現場、学校カウンセラーなど、活躍できる場所はさまざま。
ときには医師や介護士との連携が必要になることもあります。
こんな人におすすめ!
- 音楽療法に興味がある人
- 医療・介護の現場で働きたい人
- 児童養護施設・学校などで子どもたちと関わりたい人
- 音楽を通して誰かをハッピーにしたい人
取得までどのくらい?
- 2つの資格合わせて最短2ヶ月
- 在宅受講
SARAスクールなら音楽療法カウンセラーと
メンタル心理ミュージックアドバイザーをセットで取得できる!
スキマ時間に受講してみませんか?
音楽健康指導士
一般財団法人【日本音楽健康協会】が主催しているのが、音楽健康指導士です。
音楽が持つ力で身体の健康を高めることを目指す活動のアシスタント・指導が行えるようになる資格です。
どんな資格?
音楽が持つ力で【身体の健康を高めることを目指す活動】のアシスタント・指導が行えるようになる資格です。
楽器を弾いたり楽譜を読めなかったりする場合でも取得可能な資格なので、「音楽が好き!」「歌うことが好き!」という気持ちがあればOKです。
各級の位置づけは次の通り
準2級 | 音楽健康セッションのアシスタント業務 教材(実技DVD)を使って実践が行える |
2級 | 音楽健康セッションが実践・指導できる |
準2級はユーキャン通信講座で在宅受講⇒在宅受験可能ですが、2級は準2級を取得しているかどうかで認定条件が変わってきます。
まずは準2級を目指そう!
こんな人におすすめ!
- 医療・介護の現場で働きたい人
- 地域交流の場や職場の健康増進の場で活躍したい人
- コンサート・イベントなどで介護施設を訪問するミュージシャン
- ボランティア活動に興味がある人
取得までどのくらい?
- 準2級…ユーキャン通信講座で3ヶ月~最長6ヶ月
- 2級(準2級取得者)…2日間13時間の講座受講後認定
- 2級(準2級未取得者)…教材で事前学習後、3日間20時間の集合講座受講⇒認定試験受験(教材到着から最大で1年間で取得可能)
準2級を持っていると2級の認定試験が免除に!
オーケストラアドバイザー
オーケストラ関係の資格もあるってご存知でしたか?
オーケストラアドバイザーは【日本生活環境支援協会】が主催している資格です。
どんな資格?
オーケストラアドバイザーは、いわゆる「趣味の資格」に分類されます。
オーケストラの歴史や楽器編成、作曲家、時代ごとに活躍した指揮者、各地の楽団について・・・など、あらゆるオーケストラに関する情報を学んだあとに、認定試験を受けて資格取得となります。
受験資格は特にないので、気軽にチャレンジできる資格の一つです。
こんな人におすすめ!
- クラシックを聴くのが好きな人
- オーケストラ楽団に所属している人
- 管楽器や弦楽器、打楽器の講師を目指す人
- 管弦楽インストラクターを目指す人
- オーケストラについて基礎から学びたい人
- コンサートホールで働きたい人
取得までどのくらい?
- 最短2ヶ月
- 在宅受講、在宅受験
SARAスクールならオーケストラアドバイザーを自宅で効率よく学べる!
音楽の雑学を学びたい人にもおすすめ♪
生涯学習音楽指導員
公益財団法人【音楽文化創造】が主催する講習を経て認定されるのが、生涯学習音楽指導員です。
どんな資格?
音楽学習・音楽教育を行う機関での指導や、音楽を楽しむことを目的とした各種団体、地域組織などでの活動を支援するノウハウを学びます。
活動を通じて各地の音楽活動を盛り立てたり、音楽文化振興の発展に貢献できたりする資格です。
C・B・A級の3つの講座・カリキュラムから成り立っています。
こんな人におすすめ!
- 音楽経験を生涯学習に役立てたい人
- 音楽関係の部活の顧問・指導者を目指す人
- 地域の音楽文化発展に貢献したい人
- 音楽イベントの企画・運営に興味がある人
取得までどのくらい?
- 約60~170時間ほどの講習を受講
地域音楽コーディネーター
生涯学習音楽指導員と同様に、地域音楽コーディネーターも公益財団法人【音楽文化創造】が主催しています。
どんな資格?
コンサートやフェスティバルなど音楽関係のイベント、ワークショップなどの企画・運営を行ったり、地域音楽団体へのアドバイスやサポートを行うことができるようになります。
音楽的知識はもちろん、マネージメント力や企画作成などについても学びます。
こんな人におすすめ!
- 地域の音楽文化発展に貢献したい人
- 音楽イベントの企画・運営に興味がある人
- 音楽経験を生涯学習に役立てたい人
取得までどのくらい?
- 全4講義(「生涯学習と音楽」「文化と地域創生」「地域文化マネージメント」「音楽企画書の書き方」)を1日で受講
- 事前質問を指定日まで回答
- 講座は オンライン or 会場で対面開催 から選択可能
1日の講座受講で認定されるのはスゴイ!
目的に合わせて資格取得を目指そう!
音楽関係の資格もいろいろありましたね。
自分が頑張っていることが【資格】として形に残るとは、自己肯定感を高め自信にもつながります。
目的をもって資格を取る方も、趣味の延長線上で資格を取る方も、合格目指して頑張ってくださいね!
集中して取り組もう♪
この記事を書いた人
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はじめまして、nabecco(なべっこ)です。
のんびり田舎ぐらしをしながら、自宅でピアノ&エレクトーン講師をしています。
生徒時代は練習嫌い・劣等生だった経験を活かし、そんな人でも楽しく音楽を学べるような記事作りを心がけています。
主婦目線での子育て情報も。
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