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「とにかく速いテンポで弾きたがる子」に対する指導法とは?

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前回、子どもが習っている曲を速く弾きたがる理由についてお話ししましたね。

今回はそのような生徒に対して、どのように指導すれば安定したテンポで弾きとおせるようになるか、私が行っている指導法をいくつかご紹介したいと思います。

「速いテンポで弾きたがる子」はどんなふうに指導したらいい?

metronome-1

子どもが習っている曲を速く弾きたくなる心理は分かります。私も幼少期、できるようになった曲はとにかく速く弾きたくて仕方がなかったものです。

でも指導する立場になって、「それではいけない」ということをどのように子どもに伝えればいいのかを考えないといけなくなりました。

むやみやたらに速いテンポで弾かないようにするために、どのように生徒に伝えれば分かってもらえるのでしょう?

 

まずは共感してあげる

まずは「速いテンポ」で弾くことに共感してあげます。

「すごいね!この間できるようになったところ、そんなに速く弾けるようになったんだ!頑張ったね」
「速く弾けてかっこよかったね!」

こんな感じで、まずはやったことを(やってきたことを)受け止めてあげます。

子どもが速いテンポで弾きたがる理由はそれぞれ異なるので、その理由をくみ取って認めてあげることが大事だと思います。

 

おもいっきり速く弾かせてみる

共感してあげたら、生徒によってはおもいっきり速く弾かせてみることもあります。

集中してなかったり、なにかイライラ・ソワソワしてる子には、おもいっきり速く弾かせてあげることでストレスを発散させて、気持ちを切り替えられるようにしています。

もちろんこのときの演奏はまったく音楽的ではないので、ただ生徒の欲求を満たすためだけに行います。

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いい例と悪い例を聴かせる

生徒側が「話を聞きいれる姿勢が整ったな」と思ったら、いい例と悪い例の2つを聴かせます。

1つは、生徒がやりがちな「得意なところは速く、苦手なところは遅く」弾く演奏。

もう1つは、「楽譜に指示してあるテンポ」で安定して弾く演奏。

2パターンを弾き終えたら、生徒にどちらの演奏がよかったか聞いてみましょう。

「2番目に弾いた方がキレイだった!」と生徒の口から出ればしめたものです(笑)

幼児期に演奏しながら自分の出した音を注意深く聴くことは難しいこと だと思います。

また、 この時期は比較学習が子どもにも分かりやすいので、必ずいい例と悪い例の2パターンを弾いて比べさせます。

 

知っている曲をデタラメなテンポで伴奏して歌わせる

生徒が知っている曲をわざと途中でテンポを変えながら伴奏し、生徒にメロディーを歌ってもらう・・・ということも 速さの概念を理解してもらう上で効果的 だと思います。

 

例えば「ちょうちょう」だとすると

 

♪ ちょうちょ ちょうちょ なのはにとまれ~ の部分をすごい速さで弾き、

♪ さくらのはなの はなからはなへ~ の部分をものすご~く遅く弾き、

♪ とまれよ あそべ あそべよ とまれ~ の部分をまた速く弾く

 

・・・といった感じです。

「先生、すごく歌いにくいんだけど!」といわせたらこっちのものです(笑)

同じ速さで通して弾かないと、歌っている人や聴いている人が困ってしまう ということを生徒自身が気づけるようなアプローチをしていきます。

 

もし生徒が作曲者なら・・・

もし○○ちゃんが自分で曲を作ったとして、このくらいの速さで弾いてほしいって書いたとするでしょ?

その楽譜をみた人が、○○ちゃんが思った速さと全然違う速さで弾いたらどう思う?

 

・・・という話をする場合もあります。続けて、

 

○○ちゃんは生きているから、もし違う速さで弾いたら弾いた人に対して「違うよ」って言えるけど、今練習している曲を作っグルリットさんはもう死んでしまっているから、自分で注意できないの。

だから代わりに先生が注意してるんだよ。

と話すと、なんで先生が注意しているのかを分かってもらえやすくなると思います。

 

まとめ

生徒に安定したテンポを求めるのは、小さければ小さいほど難しいものです。

まずは速く弾いてきたことを受け止めてあげて、そこから如何に分かりやすく生徒に示してあげられるかが大きなポイントだと感じます。

 

無理なく生徒を伸ばす言葉がけはこちらの記事も参考になりますよ↓


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