ピアノを習うと頭がよくなるって本当?

当ページのリンクには広告が含まれています。
study-child
  • URLをコピーしました!

「ピアノを習っている子は頭がよくなる、賢く育つ」という話を聞いたことがありませんか?
今回はなぜこんなことがいわれるのか、その根拠を探ってみたいと思います。

 

contents

ピアノを習っていると頭がよくなるの?賢くなるって本当?

 

study-child

 

子どもの習い事にはいろいろありますが、そのなかでも女の子に人気の習い事にピアノがありますね。「ピアノを習うと頭がよくなるらしい」という話を耳にしたことがある方も多いと思います。

確かに ピアノを長く続けている人は、頭がいい傾向があるように感じます。 すぐに挫折してしまう人はそれほどでもないような気がします。

しかし、 なかには幼児期に数年ピアノを習っただけでも脳によい刺激を与えるという説もあるようです。

ちなみにライブドアニュースに以下のような記事がありましたので引用します。

電子ピアノを販売するカシオ計算機は、国内難関大学の20~30代在校生および卒業生の男女を対象に、「子どものころのピアノレッスンと学力」に関する意識・実態調査を行った。その結果、東京大・京都大・早稲田大と慶応大学に通う、もしくは通った1,188人のうち、43%がピアノを習ったことがあることが分かった。

この記事からも、ピアノと脳の関係には深いものがあるような感じがしますね!
今回は、ピアノを習っていると頭がよくなると感じる根拠を、いくつかお話ししましょう。

 

聴覚が育つ

 

幼少期にピアノを習うことで、 聴覚を伸ばすことができます。 この時期にたくさんの音楽に触れることで、音感がつき音に対して敏感になるのです。

人の話を聞く力も同時に備わっていき、将来的には英語のリスニング能力も高まっていくでしょう。

騒音のなかでも、集中すれば聴きとりたい部分だけを聴き取ることができるのも聴覚が育っているからこそです。

「聴覚を育てるためにはどうしたらいいの?」という方は、こちらの記事をどうぞ↓

 

集中力が高まる

 

ピアノを習うことで、 物事に集中して取り組めるようになります。

ピアノを弾いているときは、「この部分は強弱に気をつけよう」「同じ速さで弾こう」など、集中しないとできないことがたくさんあるからです。

 

いろんな能力をフル活用できる

 

ピアノを習うことで、人間が持っている感覚を同時に使うことができます。 音を聴き取る聴覚、楽譜を見る視覚、音を記憶する知覚などをフル活用しているのです。

小さいころからさまざまな感覚に刺激を与えることが、脳の発達を促していくんですね。

 

手先が器用になる

 

ピアノが得意な子は、手先指先が器用な子が多いように思います。

ピアノをある程度続けていると、指を細かく動かさないと弾けない曲が増えてきますね。

器用さはその子どもに備わっている力もあるかもしれませんが、テクニックの練習を通して器用さを身につけることも可能です。

手先が器用だと音楽以外にも興味が出てきて、料理をしたり縫物をしたり、ビーズ小物を作ったり・・・ということも楽しめるでしょう。

手先・指先を動かすことは脳に刺激を与えるので、ボケ防止にもいいといわれていますね。

 

運動神経もいい

 

音楽と運動は相反することのように思ってしまいますが、ピアノを習っている子は運動神経もよかったりします。

「音楽はインドアなのに、なぜ?」と思いますよね。そこには 脳の発達が関係しているようです。

ピアノを幼少期に習うことで、右脳と左脳をつないでいる部分が大きくなるということがカナダの大学の研究で明らかになっています。

このような人は情報伝達能力が高いので、初めての運動(ボールを投げる、ダンスをするなど)も比較的少ない練習時間でマスターできるのだそう。

走ることに関しても、一定のリズム、同じ速度で走ることが重要なので音楽経験が活かされてくるでしょう。

 

算数・数学が得意になる

 

ピアノが得意で楽譜を正確に読める子、楽譜をきちんと書ける子は、算数や数学も理解するのが早い傾向にあります。

楽譜は算数のようなものだと思います。

4分の4拍子の場合、1小節を4等分するのが4分音符、2等分するのが2分音符、8等分するのが8分音符、16等分するのが16分音符・・・といったように数学的要素が盛り込まれているのです。

これらのリズムをきちんと理解して楽譜に書くことができるというのは、数学も得意なはず。

ピアノを習い続けて楽典や和声、対位法などを習うようになれば、さらに数学的理解が必要になってきます。

 

想像力・創造力が豊かになる

 

音楽は情操教育なので、子どもの心が豊かになります。

そして、いろんな曲を聴いたり弾いたりすることで、「この曲はなにを表わしているんだろう?」「この和音はどんなことを表現しているのだろう?」というイマジネーションが高まるでしょう。

ピアノを習うことで物事をイメージする力がつくのはもちろんですが、さらに自分で曲を作ってしまうところまでいく子どももいます。

 

まとめ

 

「子どもがピアノを習うと頭がよくなる」といわれる根拠を探ってきましたが、参考になりましたか?

ピアノを習うなら、 断然早い時期(幼児期)から習わせた方が飲み込みも早いですし、耳の力も育ちます。

こちらの記事も参考にしてみてくださいね↓


レッスン代は子どもの将来への投資と思ってみませんか?

この記事を書いた人

nabecco
nabecco
はじめまして、nabecco(なべっこ)です。
のんびり田舎ぐらしをしながら、ピアノ&エレクトーン講師をしています。
生徒時代は練習嫌い・劣等生だった経験を活かし、そんな人でも楽しく音楽を学べるような記事作りを心がけています。
主婦目線での子育て情報も。
study-child

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

役に立ったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
contents