子どもがドアに指を挟むことはよくあること・・・なのですが、
いーたーいー!!!
うちの息子もドアに手の人差し指を挟んでしまいました。
大人だったら痛さが分かるので自分で対処や病院を受診する目安の判断ができますよね。
でも子どもは自分でも【どれくらい痛いのか】よく分からないし、小さい子なら言葉で説明できないので、親としてどうしてあげたらいいか分からなくてオロオロしてしまうことも・・・
いざというときに冷静に判断できるように、子どもがドアに指を挟んだときの対処方法や安全対策を確認しておきましょう!
慌てないことが大事!
子どもがドアに指を挟んだときの4つの対処法
子どもがドアで指を挟んでしまったら、どのように対処すればよいでしょうか?
実際に私がやってみたことと、お医者さんに教えてもらったことをご紹介します。
挟んだ指を冷やす
指を挟んだらまずすべきことは、冷やすことです。
冷水を流したり、保冷剤を患部に当てたりして冷やしましょう。
保冷剤は100円ショップでも手に入りますし、お菓子を買った際についてくるものを冷凍庫に常備しておくと何かと役に立ちますよ!
血が出ていたら止血する
もし患部から血が出ていたら、指を握ったり 包帯を巻いたりして圧迫するようにしましょう。
消毒液で消毒してから絆創膏を貼って様子をみます。
腫れてこないか確認する
挟んだ部分を冷やしたけれど腫れてきた場合は、骨が折れていることも考えられます。
挟んだ指がきちんと動くか(第一関節、第二関節がそれぞれ動くか)を確認しましょう。
腫れが引かない、関節が曲げられない場合は病院(整形外科)を受診してくださいね。
色がどう変わっていくかを見ておく
病院に行くと患部の色の変化を聞かれる場合があります。
- だんだん紫になってきた
- 膿がたまって黄色くなってきた
・・・など、 色の変化を覚えておいてお医者さんに伝えられるようにしておきましょう。
指を挟んだ我が子の経過
我が子は指を挟んで数日後、指先が黄緑色になり、皮膚のなかに膿が溜まった状態になりました。
ここで初めて整形外科を受診してみることに・・・
膿がたまったら病院で排濃してもらう
指を挟んでから2~3日後に、我が子のように膿がたまってくることがあります。
皮膚の内側が黄色~黄緑色に変色してくるので見た目で分かるはず!
もし膿がたまってきたら、病院で膿を出してもらいましょう。
息子のときは、患部に針を刺して排濃してもらいました。
かなり膿んでいたので、化膿止めの飲み薬も処方されました。
痛いけどガマン!!
子どもの新陳代謝に任せてOK
排膿後は、薬を飲めばなにもせずにそのままでOKとの先生のお話でした。
爪の部分をおもいっきり挟んでしまった場合は、爪の中に血が溜まり爪が剥がれることもあります。
でも子どもは新陳代謝が早いので、 半年くらいで新しい爪に生え変わるんですよ!
・・・とお話しいただきました。
若いって素晴らしい!
私が足の爪をぶつけたときは1年弱くらいかかったぞ・・・
- 爪が剥がれそうでパカパカしているのが気になる場合
- 患部を子どもが気にして何度も触る場合
このようなときは、整形外科や皮膚科を受診して処置してもらいましょう。
排膿後にヘルペス性ひょう疽に
病院で排膿してもらったし、あとは治るのを待つだけ~
・・・と思っていたのですが、その後大変なことになってしまいました。
私がおかしてしまったミスとヘルペス性ひょう疽について触れていきます。
絆創膏で塞ぎっぱなしにしない
排濃してもらって数日後に、息子が
「痛い痛い」
というので、
「患部がぶつかると痛いのかな?」
と思って絆創膏を貼っていました。
そうしたら絆創膏を貼っている部分の皮膚にボツボツした炎症ができていました。
- 血が出ていなければ下手に患部は塞がないで乾燥させる
- 乾燥させた方が治りも早い
ということを、のちにお医者さんから聞きました。
発熱⇒炎症数値上昇⇒入院治療へ
なんと、その後息子は発熱してしまいまして・・・
今度は小児科を受診することになりました。
血液検査をした結果、白血球数の上昇と炎症反応がとても高いとのことで、すぐに大きな病院へ行くことに。
内科的な所見はなく、例の指先を大きな病院の皮膚科の先生に診てもらうことになりました。
【ヘルペス性ひょう疽】の診断
なんと、その皮膚科の先生曰く「ヘルペス性ひょう疽」という病気だそうで。
たしかに息子は抵抗力が弱くなったり疲れがたまったりすると、口の周りにヘルペスができる体質で、この数日前もヘルペスができていました。
どうやら私が絆創膏を貼る前に、息子がドアに挟んだ指でヘルペスを触って患部に侵入してしまったようです。
抗ヘルペス薬の点滴による治療
そこから炎症の数値が元に戻るまで、入院して点滴治療を受けることになりました。
退院までは5日間かかりました。
子どもと一緒の入院は本当に大変・・・
安全対策を見直そう!
子どもが指を挟みそうな場所には、あらかじめ安全対策をしておくと安心ですね!
家庭でできる安全対策をご紹介します。
ドア用フィンガーガードを設置する
指を挟まないような安全グッズも販売されています。
子どもが小さいうちは(歩きはじめる1歳くらい~危険予測ができない4歳くらいまで)はドア用のフィンガーガードを使ってみてはいかがでしょうか?
子どもに危険なことを日頃から伝える
今回の一件から
このドアは指を挟みやすいから、この隙間には指を入れちゃだめだよ!
というように、ある程度言葉が通じる子どもには危険なことを日頃から伝えるようにすることが大事だと思いました。
何度も何度も伝えることで、記憶に刷り込まれることを期待したいですね。
大人は【もしかして?】を予測して行動する
子どもの行動は予測できないので、大人がある程度子どもの行動を予測して動くようにしたいものです。
もしドアの隙間に子どもが指を入れていたら・・・
と考えると、ドアを勢いよくバーン!と開けることはしませんよね?
大人が常に【もしかして~しているかも?】と気をつけることで、ある程度の危険を回避できるはずです。
子どもの症状・経過をチェックしよう!
子どもがドアに指を挟んだ場合、症状が軽くてきちんと家で処置ができれば病院を受診しなくても大丈夫です。
- 関節が動かない
- 血が止まらない
- 膿がたまった
- 爪が剥がれた
・・・などの症状が出たら、きちんと病院を受診してくださいね!
病院を受診する際は、経過をきちんと説明できるようにしておきましょう。
お大事に♫
この記事を書いた人
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はじめまして、nabecco(なべっこ)です。
のんびり田舎ぐらしをしながら、自宅でピアノ&エレクトーン講師をしています。
生徒時代は練習嫌い・劣等生だった経験を活かし、そんな人でも楽しく音楽を学べるような記事作りを心がけています。
主婦目線での子育て情報も。
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