合唱コンクールまでに直したい!【音程音痴】の克服方法

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合唱コンクールまで音程音痴を克服する方法
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合唱コンクールに向けての練習は、音痴の人にとっては苦痛になることもしばしば。

合唱コンクール、楽しみだけど…私、音痴なんだよなあ

音痴だから「声出すな」って言われてショック…

そんな不安や悩みを抱えている人、けっこう多いのではないでしょうか?

歌うのが苦手だと、合唱コンクールの本番が近づくにつれ、周囲からのプレッシャーも感じてしまいますよね。

でも安心してください!

音痴は“克服できる苦手分野”なんですよ。

この記事は、

  • 音痴をなんとかしたい人
  • 大きな声で自信を持って歌えるようになりたい人
  • 自分が音痴なことでクラスに迷惑をかけたくない人
  • 音痴の克服方法を知りたい人

におすすめです!

「なんとかしたい!」という気持ちがあれば、あとはトレーニング次第でなんとかなります。

今回はピアノ指導とソルフェージュ指導を20年以上行ってきた経験をもとに、音痴の原因とその克服方法を、わかりやすく解説していきます。

気持ちが大事♪

contents

そもそも音痴ってなに?音痴の種類

はじめに「音痴」とは、どういう状態を指すのでしょうか?

実は音痴には、いくつか種類があります。

音程音痴

これは最もよく知られているタイプ。

音程音痴とは

出した声が正しい音程からズレてしまう状態のこと

例えば、ドの音を歌おうとしても、半音高かったり低かったり、もしくは全然違う音程を歌っていることもあります。

今回は、この「音程音痴」を克服する方法をご紹介します。

リズム音痴

こちらは、人数的には音程音痴よりも少な目かもしれません。

リズム音痴とは

周りとテンポが合わず、歌うタイミングがずれてしまう状態のこと

この場合はひたすら「原曲を聴きこむ」ことで、入るタイミングやリズムは修正できます。

自覚の有無も大事!

本人が音痴だと感じているかどうかも、克服できるかのポイントとして重要です。

自分の音程のズレに気づけない・気づいていない場合、改善のためのステップを踏みにくくなります。

逆に

ちょっと音程がズレてるかも?

と気づいている人は、克服が早い傾向があります。

周囲に指摘されても前向きにとらえよう

もし周囲の人に音痴を指摘された場合、悔しさや恥ずかしさでいっぱいになってしまうかもしれません。

でも、

  • 「音痴なことに気づかせてくれた」
  • 「克服できるチャンスをくれた」

と前向きにとらえてみませんか?

これからご紹介する方法で音痴を克服して、みんなを驚かせましょう!

がんばろう♪

音程音痴の主な原因

音程音痴の原因には、実はいくつかのタイプや要素が関係しています。

あなたの音痴の原因はどのタイプか、探ってみましょう!

① 音感が育っていない

多くの音痴の原因は、

音感が育っていないこと

です!

  • 子どものころに音楽にあまり触れなかった
  • 歌う機会が少なかった
  • そもそもみんなで歌うのが嫌いだった

このような人は、音の高さや違いを正確に聞き分ける力(=音感)の発達が弱い傾向にあります。

でも、これは発達していないだけで、正しい音程で再現できる力を持っていないわけではありません。

私の生徒も、幼少期音程がとれずに苦労していた子がいました。

でもあきらめずに、毎回のレッスンで「同じ音を出すこと」を意識させることを積み上げていったら、小学校中学年のあたりで正しい音程で歌えるようになったのです!

このようにトレーニング次第で、あとからでも音感を身につけることができるので、あきらめないでくださいね。

あきらめないことが大事♪


② 自分の声を「聴く力」が弱い

自分の声が出したい音とズレているのに、それに気づけない人は、

聴覚フィードバック(=自分の声を正しく聴いて調整する力)
がうまく働いていない状態

です。

これは、脳と耳と声帯がうまく連携できていないために起こるのだそうです。

声を出したあとに

今の音、ちょっとズレてたような…

と気づけるようになると、自然と修正できるようになりますよ!


③ 声帯や発声の使い方にクセがある

音程がズレる人の中には、

声帯を上手に使えていないケース

もあります。

たとえば

  • 喉に力が入りすぎている
  • 裏声の出し方がわからない
  • 口の開け方が小さく声がこもっている

このような状態だとすると、出したい音をきちんと再現できません。

これは“筋トレ”と同じで、発声練習によって改善できますよ!

正しい声の出し方を身につければ、音程もグッと安定してくるでしょう。

④ 緊張や後ろ向きな自己暗示

どうせ私は音痴だから…

と思い込んでいる人ほど、本番で実力を発揮できず、さらに「やっぱり音痴だ」と自己否定してしまいがち。

「できない・ダメだ」の悪循環に陥ると、自己肯定感も一気に下がってしまいますよね。

こうした緊張や後ろ向きな自己暗示も、音痴を悪化させる一因になります。

  • リラックスすること
  • 楽しむ気持ちを大切にすること

も、音痴克服にはとても大事なんですよ!

原因は見つかった?

合唱コンクールまでにできる!音程音痴克服への5ステップ

合唱コンクールまでに時間がないよ~

でも、あきらめるのは早すぎます!

これから紹介する5つのステップを実践すれば、まだ間に合うかもしれません。

順番に試してみて♪

① 自分の声を録音してみる

最初のステップは、現状把握すること!これに限ります。

スマホのボイスメモでも録画機能でもなんでもいいので、自分の歌声を録音してみましょう。

音楽を流しながら、それに合わせて歌ってみてください。

録音したものを客観的に聴くことで、自分のクセやズレに気づけますよ!

最初はちょっと恥ずかしかったり、抵抗があったりするかもしれませんが、音痴を直すには録音したものを聴くことが第一歩です。

② アプリで音感をつかむ

音程が不安な人は、無料のアプリを使って【ド・レ・ミ】の音を確認しながら声を出してみてください。

「この音に合わせて声を出す」というトレーニングを繰り返すことで、音感が少しずつ鍛えられていくでしょう。

詳しくはこちらで

③ 音階練習で声の幅を広げる

「声が出しにくい音がある」という人は、声帯がその音程に慣れていない可能性があります。

簡単な音階練習(♪ドレミファソファミレド~など)をゆっくり繰り返して、喉を慣らしていきましょう。

最初は小さい声でもOK!

④ ハミングで安定した発声を身につける

「ハミング」とは、

口を閉じたまま鼻に響かせるように歌う方法

のことで、「♪ン~」と鼻腔から頭のてっぺんに声が抜けていく感じで歌います。

この練習を取り入れると、次のようなメリットがあります。

  • 声が安定しやすくなる
  • 裏声の感覚がつかめる
  • 響くかんじがわかる

先ほどご紹介した音階練習を、ハミングで行うのもおすすめです!

⑤ ボイストレーニングのプロの力を借りる

最終手段は、ボイストレーニングのプロの力を借りること。

  • 本気で音痴を克服したい!
  • 短期で音痴をなんとかしたい!
  • 音痴をバカにした人を見返したい!

このような強い意志を持っている人は、ボイストレーニング講座を受けてみてはいかがでしょうか?

気軽に試してみたいなら、おなじみの曲が課題曲になっている下記の本がおすすめです!

Youtubeよりわかりやすい

また、ボイストレーニングはオンラインで気軽に受けられるものもあります。

ソウルクリエイトライブで運営しているSoul Create Music音楽教室なら、自宅からzoomやSkypeで一流講師のボイストレーニングを受講可能!

無料体験を受けてみる

未成年の方は保護者へ相談してみてくださいね!

できるものからチャレンジ♪

合唱コンクールに向けて意識したい3つのポイント

最後に、音痴克服と併せて意識しておきたい、合唱コンクール本番での3つのポイントをご紹介します。

① 大きな声より「正確な音」を心がける

「音痴を声量でカバーしよう」と思って大きな声で歌う人がいますが、それは本番では避けた方が無難かもしれません。

それによって正しい音程で歌えていた人が逆に引っ張られ、ハーモニーがグチャグチャになってしまうことも考えられます。

まずは声量は少なくてもいいので、周囲と音程を合わせることを優先しましょう。

もちろんトレーニングを経て、しっかり音感が身につき、自信がついたら大きな声で歌ってくださいね!

② 他の人の声をよく聞く

自分の声ばかりに集中すると、逆にズレてしまうことがあります。

合唱で大事なのは次のことです。

  • 周囲と声を合わせること
  • きれいなハーモニーを作ること

自分だけの世界に閉じこもらず、まわりの音に耳をすませながら歌うと、自然に音程が合わせられるようになりますよ!

③ 楽しむ気持ちを大切にする

緊張してしまうと、どうしても体がこわばってしまい、声も出にくくなりますよね。

みんなと歌えるって楽しい!

という気持ちを大切にしてリラックスして歌うと、声も明るく響きますよ。

本番うまくいきますように!

音程音痴を合唱コンクールまで克服しよう!

合唱コンクールは、クラスの仲間と一つの曲を通じてハーモニーをつくりあげるかけがえのない経験です。

音痴で悩んでいる人も、今日から少しずつトレーニングを積み重ねれば必ず変化が現れます!

自分の声に自信が持てるようになったとき、合唱がもっと楽しく感じられるはず。

最短で音痴を克服したい方は、ぜひプロの力に頼ってみてくださいね。

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この記事を書いた人

nabecco
nabecco
はじめまして、nabecco(なべっこ)です。
のんびり田舎ぐらしをしながら、自宅でピアノ&エレクトーン講師をしています。
生徒時代は練習嫌い・劣等生だった経験を活かし、そんな人でも楽しく音楽を学べるような記事作りを心がけています。
主婦目線での子育て情報も。
合唱コンクールまで音程音痴を克服する方法

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