ピアノ演奏時の姿勢・指の形を矯正したい!上達へ導く便利アイテム

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ピアノを弾くときの姿勢・指フォーム矯正おすすめアイテム
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先生に姿勢を注意されるんだよね

ずっと弾いていると腕や肩が痛くなっちゃう

ピアノを習っているあなた、このような悩みはありませんか?

実はその原因の多くは、姿勢や指のフォームの乱れにあります。

正しい姿勢と自然な動きは、きれいな音を出すための土台!

・・・ですが、それを身につけるのはなかなか大変ですよね?

そんなときに活用したいのが、今回ご紹介する「矯正アイテム」です!

今は子どもから大人まで使える便利なグッズが多数あるんですよ。

この記事は

  • ピアノの先生に姿勢・指の形を指摘された
  • ピアノを弾くときに思うように弾けない・指が動かない
  • ピアノを弾いていると体のどこかが痛くなる
  • 自分のクセを直したい

という、ピアノを習っている生徒や保護者のみなさんにおすすめです!

今回は、ピアノを弾くときの姿勢や指の形を整えるためのアイテムを、目的別にご紹介します。

選び方のポイントや活用法も併せて紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

悩みに合わせて選ぼう♪

contents

ピアノ演奏における「正しい姿勢」「指のフォーム」

ピアノを弾くとき、なぜ姿勢やフォームがそんなに大切なのでしょう?

その理由と、ピアノを弾くときの正しいフォームをまず確認しておきましょう。

正しい姿勢・指のフォームが大切な理由

ピアノの先生が

正しい姿勢で弾いてね

と言うのには、理由があります。

  • 体に無理な負担がかからない
  • 音に安定感と深みが出る
  • 指がスムーズに動くようになる
  • 脱力しやすくなる
  • ミスが減る
  • 集中力が持続しやすくなる
  • 良い習慣が身につき上達が早くなる

ざっと思いつくだけでも、こんなにメリットがあります。

\痛みの原因は姿勢にあり/

正しい姿勢とは

ピアノを弾くときの正しい姿勢とは、どういう状態なのでしょうか?

理想的な姿勢

  • 背筋をまっすぐ伸ばし、肩の力を抜いてリラックスした状態
  • 椅子の高さも重要で、肘が鍵盤より少し高くなるくらいがベスト
  • 指のフォームは第一関節が軽く曲がり、卵を握るようなイメージで弾くのが理想

\くわしくはこちらで!/

でも、この状態を習って間もない子がいきなり完璧にするのは難しいですよね。

特に初心者や小さな子どもは、無意識のうちに猫背になったり、指が寝てしまったりしがちです。

集中力のない時期なら、なおさら姿勢が崩れるのも早いです。

そんなときに導入したいのが、正しいフォームを「体で覚える」ためのサポートアイテム!

このあと紹介するよ♪

姿勢矯正に役立つアイテム

はじめに、体の姿勢を矯正したい方におすすめのアイテムをご紹介します。

高さ調整可能なピアノ専用椅子

ピアノ椅子は高さ調整可能なものをおすすめします。

電子ピアノやキーボードなどを購入すると、なかには高さが固定されている椅子がついてくることもありますよね。

鍵盤に対して椅子の高さを正しく設定してあげることで、変なところに力が入ることなく自然な脱力で演奏できます。

ぜひ高さを調整できるピアノ専用椅子を導入してみてくださいね!

補助台・足台

ピアノを弾く際に足が床につかないと、バランスが崩れやすく、猫背の原因にもなります。

そんなときにおすすめなのが、足をのせるための補助台・足台です!

補助台には次のようなものがありますので、必要な機能がそろっているものを選びましょう。

  • 滑り止め付きのもの
  • 高さを数段階で変えられるもの
  • 高さを無段階で変えられるもの

足をしっかり台につけて踏ん張れる状態を作ると、長時間の練習も疲れにくくなりますよ!

足の裏がしっかり接地できる高さに調整するのを忘れずに

\ペダルはどうする?/

姿勢矯正ベルト・チェストサポーター

猫背や肩の丸まりが気になる人におすすめなのが、姿勢矯正ベルトです。

矯正ベルトを付けることで、肩甲骨を引き寄せ自然と背中を伸ばせるようになりますよ。

ピアノ専用ではなくても、軽くて柔らかい素材のものなら演奏の邪魔になりません。

机での勉強中に猫背になるときなど日常生活にも使えるので、コスパも◎

特徴

  • 肩甲骨が引き寄せられ、猫背になりにくい
  • 胸が開いた安定したフォームを保ちやすくなる
  • 軽量・薄型で動きやすく演奏の妨げになりにくい
  • サイズ調整できるものが多いため子どもから大人まで対応
  • 洗濯可能なものも多く衛生的に使用できる

こんな人におすすめ

  • ピアノを弾くときに猫背になってしまう方
  • 長時間練習すると肩や首が痛くなる方
  • まだ「正しい座り方」の感覚が定着していない初心者

姿勢矯正ベルトはあくまで補助ですが、正しい姿勢を「体に覚えさせる」ためのきっかけとして便利ですよね。

演奏に慣れてきたら少しずつ使用を減らしていきましょう!

指の形・フォームを整えるためのアイテム

つぎに、指の形を整えるためのおすすめアイテムをご紹介します。

指サポーター・フォーム矯正グローブ

初心者にありがちなのが、指が伸びきったり、逆に力が入りすぎてガチガチになってしまうケース。

そこで活用できるのが、指のフォーム矯正グローブシリコン製の指サポーターです。

第一関節を自然なカーブで保つよう設計されているため、正しい形を意識しやすくなりますよ。

最初は違和感があるかもしれませんが、徐々に正しいフォームが身についていくでしょう。

特徴

  • 正しい指のカーブを体に覚えさせる
  • 無理な力が入るのを防いで脱力をサポートする
  • 練習前のフォーム確認にぴったり
  • 指のサイズに合わせて選べる

こんな人におすすめ

  • 指が伸びたまま鍵盤を弾く癖がある方
  • 力んでしまうことで指が動きにくいと感じる方
  • 指のフォームの癖を矯正したい方
  • 最初から正しいフォームを習慣づけしたい初心者

長時間の使用は避け、練習の初めやフォーム確認の際だけ使いましょう。

鍵盤補助器具(指づかいサポートガイドツール)

最近では、子ども向けに開発された鍵盤のガイドツールも人気!

これは鍵盤に直接取り付けて使う補助ツールで、「どの指でどの鍵盤を押さえるか」を視覚的に示してくれる道具です。

  • シールタイプ
  • クリップタイプ
  • 樹脂製のカバータイプ

などがあるので、使いやすいものを選びましょう!

鍵盤の上に軽く取り付けると、自然と手首の高さや指の角度を保てるようになっています。

間違ったクセがつく前に導入しておくと、その後の上達もスムーズになるでしょう。

特に習いはじめたばかりのお子さんにおすすめです。

特徴

  • 鍵盤に取り付けて「ドレミ~」と「指番号」を視覚的に確認できる
  • 多くの商品が取り外し可能で、ピアノに傷がつかない
  • 実際の鍵盤の幅や高さを体で覚えることができる

こんな人におすすめ

  • ピアノを始めたばかりの初心者
  • 大人の初心者で鍵盤配置に不安がある方
  • 音符を読まずに弾く“耳コピ派”の方
  • 指番号のミスが多い方

指と耳の感覚を育てるため、慣れてきたら外すなど、長期間使用しないようにしましょう。

手首・腕の脱力をサポートするアイテム

体と指をつなぐ役割を担っているのが、そして手首ですね!

ここがきちんと脱力しているかで、豊かな表現ができるかどうかが変わってきます。

ピアノ用リストローラー

ピアノ用リストローラーは、手首の動きを誘導・補助するためのトレーニングツールです。

主に手首の柔軟性や脱力の感覚を身につけるために使われます。

特徴

  • 手首のローリング(回転)運動を習得するための補助具
  • 弾くときの「手首の支点」を意識させる設計
  • 特にスケールやアルペジオの滑らかさを鍛えるのに効果的

こんな人におすすめ

  • 手首が固まりがちで、スムーズに鍵盤移動できない方
  • 脱力が苦手で、いつも手首がこわばっている・力んでいる方
  • 腕の重さを使って弾く感覚がわからない初心者

ピアノ用リストローラーは強制的に動きを変える道具ではないため、短時間練習の補助として使いましょう。

リストレスト(手首パッド)

リストレストは、鍵盤の手前に置いて手首を支えるクッション状のアイテムです。

そのため長時間の練習でも疲れにくく、手首への負担を軽減してくれるでしょう。

特徴

  • クッション性のある素材で、手首の高さを一定に保てる
  • 鍵盤を上から自然に押さえる形をサポートする
  • 猫背や手首の下がりすぎを防止してくれる効果も

こんな人におすすめ

  • 手首が下がってフォームが崩れやすい方
  • 練習後に手首や前腕が疲れてしまう方
  • 正しい高さを体感的に覚えたい初心者

リストレストはあくまで【支え】として使うものなので、いつも使用するものではありません。

慣れてきたら、少しずつ使わずに弾けるようにしていきましょう!

【姿勢矯正アイテム】選び方のポイント・注意点

姿勢を矯正するためのアイテムを選ぶときは、次の3つのポイントを意識しましょう!

ミスマッチが少なくなりますよ。

目的に合っているか

矯正アイテムを選ぶ際は

  • 姿勢を直したいのか
  • 指を矯正したいのか
  • 腕・手首を気を付けたいのか
  • それとも全部なのか

などを明確にして、目的に合ったものを選びましょう。

サイズや素材が合っているか

子どもと大人ではサイズも変わってくるため、使えるアイテムが異なります。

また肌が弱い方の場合、直接肌に触れるアイテムを選ぶときは素材チェックも忘れずに!

無理のない範囲で使える

長時間の装着が負担にならないか、装着することで痛みが出ないかなども検討しましょう。

日常的に続けられるものを選ぶのがコツです。

矯正アイテムを使うときの注意点

    今回ご紹介したアイテムはとても便利なものですが、道具に頼りすぎると、逆に自然な感覚が育たない場合もあります。

    いつもドラえもんの道具に頼ってしまう、のび太君のようにならない配慮も必要!

    補助アイテムはあくまでサポート的な役割

    という意識を忘れないようにしながら、正しい使い方を学んでいきましょう。

    また、ピアノの先生や指導者がいる場合は、導入前に必ず相談することをおすすめします!

    指導方針と合わないと逆効果になったり、先生との関係性が悪くなったりすることもありますので、ご注意くださいね。

    私も過去苦い経験が…

    正しい姿勢・フォームが上達を後押しする!

    ピアノの上達に、正しいフォームは欠かせません!

    独学の方や初心者のうちは、自分の姿勢やフォームの癖に気づきにくいもの。

    そんなとき、今回紹介したような「矯正アイテム」は、目に見えるサポートとして心強い味方になってくれるはずです。

    最初は面倒に感じたり「辛い」と感じたりするかもしれませんが、正しい姿勢を早いうちに身につけておくと、そのあとがとても楽になります。

    無駄な力を使わずに、ピアノを弾くことを楽しんでくださいね!

    日頃から姿勢を意識しよう♪

    この記事を書いた人

    nabecco
    nabecco
    はじめまして、nabecco(なべっこ)です。
    のんびり田舎ぐらしをしながら、自宅でピアノ&エレクトーン講師をしています。
    生徒時代は練習嫌い・劣等生だった経験を活かし、そんな人でも楽しく音楽を学べるような記事作りを心がけています。
    主婦目線での子育て情報も。
    ピアノを弾くときの姿勢・指フォーム矯正おすすめアイテム

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