4月。暖かくなって心がウキウキする季節。でも私の身体に異変が現れました・・・。
今回は30代で帯状疱疹になった話、症状・経過などをお話ししたいと思います。
30代で帯状疱疹になった話
3月~4月にかけて仕事も忙しく、子どもの入園準備(袋物作りやネーム付け)などに追われていました。
そんな4月上旬、右胸の下あたりに違和感を覚えます。 内臓の痛みではなく、筋肉痛のような、チクチク・ピリピリする痛みでした。
痛みは徐々に右胸の下から右わき腹、そして右肩の方へ広がっていき「なんだろう?」と思って、母に相談。
「それって帯状疱疹じゃない?」
と言われて、帯状疱疹について検索!まだ発疹は出ていないものの、症状が似ていました。
そして、そのとき私は口唇ヘルペスもできていたんです!
もともと疲れたり忙しかったり、熱が出た後などに口や鼻の側にヘルペスができるのですが、このヘルペスが今回なかなか治らなかった(いつもは一か所で終わるのに口の横~唇~鼻の中と移って行っていた)ので、このことも相談したくて皮膚科を受診してみることに。
1回目の皮膚科受診
皮膚科を受診し、口唇ヘルペスの症状や、体の右側に激しい運動はしていないけれど筋肉痛のような痛みがあることを話しました。
ヘルペスの方は先生も見ただけで診断がつきました。
ただ、身体の痛みは今の症状だけではなんとも確定診断ができないそう。でも、ヘルペスができているということは、疲れやストレスを感じている証拠だから帯状疱疹が濃厚だというお話でした。
そして帯状疱疹とヘルペスの治療薬は同じなんだそうで(ただ処方できる量が異なって帯状疱疹はヘルペスの薬の3倍になるらしい)、とりあえずはヘルペスの治療としてバルトレックスという飲み薬(朝晩1錠ずつ)と、ロブという痛み止め(これはロキソニンのジェネリック薬品)を処方してもらいました。
今回処方してもらったバルトレックスは抗ウィルス薬なので、帯状疱疹だとしたら症状を少し抑制してくれる みたいです。
「もし身体に発疹が出てきたら再度受診してください。薬の量を増やします!」とのこと。
翌日、発疹現る!
痛み止めを飲んでいるからか、身体のなんとも言えない痛みもそこまでひどくありませんでした。
そして皮膚科を受診した翌日、とうとう右胸の下あたりにプツプツと赤い発疹が現れたのです!
発疹は痛かったところに沿って、右胸の下から右わき腹のほうへ続いていきました。
「これはやっぱり帯状疱疹だ・・・」そう確信して、次の日また皮膚科を受診することに。
2回目の皮膚科受診
「発疹出てきました!」と発疹を見せると、「これは帯状疱疹で間違いないね!」と先生。
帯状疱疹について一通りの説明を受けます。
帯状疱疹の原因3つ
- 加齢(50~60代に多い)
- ストレス
- 疲れ
以上だそうです。
私はまだ30代半ばですが、近頃では20~30代の人にも増えているんだとか。先生から「原因で思い当たることはない?」と聞かれて、よく考えてみました。
- 幼稚園が春休みになり子どもがずっと家にいるようになった
- 下の子の入園準備に追われていた
- 生徒の発表会やコンクール準備で肉体的にも精神的にも疲れていた
私が思い当たる原因はこんなかんじです。
注意すること
注意することの説明も受けました。
- 食事や睡眠をきちんととり、なるべくストレスをためないようにする
- 体を休める
- タオルはみんなと別にする
- 発疹を子どもに触られないようにする
- 子どもとお風呂に入らない
- 飲み薬は1週間きちんと最後まで飲みきる
- 1週間たって痛みが残る場合は再度受診すること
このようなことでした。
帯状疱疹は、昔かかった水ぼうそうのウィルスが、先ほど挙げた3つの原因により発症するそうです。 なので、 まだ水ぼうそうにかかったことのない子どもが、発疹から出た膿を触ることで水ぼうそうを発症してしまうこともあるそうです。
我が家の子どもたちは水痘の予防接種を済ませていますが、それでもかかる子はかかるみたい。
帯状疱疹の薬は高い!!
今回は帯状疱疹の診断が下りたので、ヘルペスのときよりもバルトレックスが3倍になり、引き続き痛み止めのロブも飲むことに。
また、かゆみの症状もあるためザイザル錠と、発疹に塗る薬としてフエゾナール軟膏も処方されました。
そして 薬局に行って会計で出た金額がなんと3割負担で「6000円超」でした。
「そ・・・そんなにするんですか・・・?」
と思わず薬局でお姉さんに言ってしまいました(笑)
「みなさんびっくりされるんですよ~。帯状疱疹の治療薬って高いんですよね」と、お姉さん。
帯状疱疹だと思われる方は、お財布に1万円は入れていった方がいいと思います!!
帯状疱疹の経過
私の場合、ヘルペスの治療でもらった薬で少し帯状疱疹の症状を抑制できたため、痛みも発疹も軽く済みました。
発疹が出てからは、衣服がこすれると痛かったです。そして胸の下という場所だったので、ブラジャーをするのが本当に辛かったです。ユニクロあたりでブラトップを買っておけばよかった・・・と思いました。
1週間後、ピリピリ・チクチクという神経痛はまったく無くなり、発疹もかなり薄くなってきました。
1週間たってもまだ痛みが残る場合は、「帯状疱疹神経痛」の可能性があるので病院を受診しないといけないようです。
まとめ
50~60代の人に多いとされる帯状疱疹ですが、私のように30代でも発症するが近年増えてきているようです。
症状は身体のどちらか半分だけで、胸~お腹に現れることが多いといわれています。私も右半分の肩・胸・お腹に現れました。
気付くのが早ければ、巷でいわれているような激痛に襲われずに済みます。私の場合も症状が軽かったので、日常生活はなんとか送ることができていました。
ちなみに 「帯状疱疹が体を一周すると死ぬ」という話は、全くのウソ なんだそうです。お医者さんが言ってました(笑)
とにかく、症状に気づいたら早い段階で皮膚科を受診するのがいいと思います!
この記事を書いた人
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はじめまして、nabecco(なべっこ)です。
のんびり田舎ぐらしをしながら、自宅でピアノ&エレクトーン講師をしています。
生徒時代は練習嫌い・劣等生だった経験を活かし、そんな人でも楽しく音楽を学べるような記事作りを心がけています。
主婦目線での子育て情報も。
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