うちの子、なかなか楽譜を読めるようにならないけど、毎日音符を読む練習に付き合ってあげられなくて・・・というお母さん必見です!
なんとお風呂に入りながらできる学習、いわゆる「浴育」できる音楽学習グッズがあるんです。
楽しく浴育!お風呂で音楽学習をしよう
五線の音を読めるようになったり、音符の長さが分かるようになったりするのは、ある程度の知的理解が進めばできるようになってくることです。小学校中学年くらいになると、急に理解が進むようになる子が多いです。
でも、小さいうちからパパッと楽譜を読めたらいいな~と思いませんか?
一週間に一回、ピアノの先生のところで勉強するだけでは、なかなか定着するまで時間がかかるものです。そこで今回おすすめしたいのが、家で毎日学習できるもの。
浴育グッズです!
浴育ってなに?
浴育とは、お風呂に入りながら学習することです。
お風呂に入っている時間って、結構ボーっとしてしまうことが多いですよね。お風呂に学習用のポスターを貼って、それを毎日眺めていれば自然といろいろなことを覚えることができるんです。
浴育で有名なものに、ひらがなの50音表やかけ算の九九表、日本地図や世界地図などがありますね。
そしてなんと、音楽を学習できる浴育グッズもあるんです。
音楽浴育グッズ
お風呂で使える音楽浴育グッズは、私が探した限りこちらの2種類があります。
★ お風呂でレッスンおんがくのひょう
★ お風呂de かいておぼえる(おふろdeキットパス3色付き)
2018.8追記
そしてさらにこちらのシリーズに
★ おんがくのひょう お風呂でレッスン 音符の読み方編
も加わりました!!
こちらは埼玉でピアノ講師をしている小林杏莉沙さんのアイディアで開発された、 音楽業界初の浴育グッズ なのだそうです。
お風呂でレッスンおんがくのひょう は音符や休符の名前、記号の意味などが書いてあります。
音符や休符の長さが分かりやすいように4分音符(4分休符)ならリンゴ1個、2分音符(2分休符)ならリンゴ2個・・・など、リンゴの数で何拍かが分かるようになっています。
お風呂de かいておぼえる(おふろdeキットパス3色付き) は、お風呂でも使えるクレヨンを使って(お湯をかけると消えるクレヨンです)ト音記号やヘ音記号、音符や休符の書き方を学ぶことができます。
そして「いいな~」と思ったのが、自由に書くことができる五線の欄があるところ。
たとえばここに、お母さんがクレヨンで適当に音を書いて、子どもに読ませる・・・という風に使うことができますね。
実際に我が家の子どもも、お風呂でお世話になっています。
幼児期はなかなか自分で五線に音符を書くのは難しいですが、上手に鉛筆を使えるようになってくると、自分で楽譜を書けるようになるでしょう。楽譜を書く基礎づくりにも、この教材はとても役立つはずです。
2018.8追記
おんがくのひょう お風呂でレッスン 音符の読み方編は、ト音記号とヘ音記号の五線読みがお風呂の中でできます。
階名が「どれみふぁ・・・」と「ひらがな」でふってあるので、低年齢のお子さんでも読みやすいですね!
また、イタリア・ドイツ・日本・英語での階名の読み方の違いも簡単に解説してあるので、調の勉強にも役立つはず。(#や♭は載っていませんが・・・)
毎日お風呂で見ていれば、音読みが苦手な子も得意になると思いますよ!
実際、我が家の子どももお風呂で覚えました。
普通のポスターもあります
こちらは、普通に壁に貼るタイプもあります。お風呂で使えるタイプとは若干仕様が異なっていますが、我が家でもレッスン室に二枚貼っています。(結構大きいですね・・・)
レッスンしていて「この記号覚えてる?なんだっけ?」と生徒に聞いて分からなかったときに、「あそこ見てごらん。なんて書いてあるかな?」というように生徒自身に確認させています。
欲をいえば、速度記号(Andante とか Moderato など)も書いてあると助かるな~。速度記号ってなかなか覚えられないんですよね。今後新たな教材開発に期待したいです。
まとめ
お風呂でも読譜や音楽記号の勉強ができる画期的なアイテムをご紹介しました。忙しいお母さんでも、お風呂の時間なら子どもの勉強にゆっくりと付き合ってあげられるのではないでしょうか?
音楽浴育グッズ、ぜひご家庭で活用してみてくださいね!
この記事を書いた人
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はじめまして、nabecco(なべっこ)です。
のんびり田舎ぐらしをしながら、自宅でピアノ&エレクトーン講師をしています。
生徒時代は練習嫌い・劣等生だった経験を活かし、そんな人でも楽しく音楽を学べるような記事作りを心がけています。
主婦目線での子育て情報も。
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