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【ピアノ】どうして子どもは速く弾きたがるの?

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幼児期~小学校低学年のピアノを習っている生徒の特徴として多いのが「テンポを速く弾きたがる」こと。

しかもそれは「ただ速いだけ」で、なんの気持ちもこもってないし、乱暴な演奏の場合が多いです(笑)

どうしてそのような弾き方をしてしまうのでしょう?

 

どうして子どもは速いテンポで弾きたがるの?

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レッスンで幼稚園~小学校低学年の生徒に、「前回までやったところまで弾いてみて」というと、得意なところはダーッとものすごい速さで弾いて、弾けないところはすごーくゆっくりになって、また得意なところが出てくるとダーッと速くなる・・・なんてことがよくあります。

最後まで弾けるようになった曲も、その曲の指示されたテンポは無視して「Vivace?」「Prest?」と思ってしまう様な速さで弾いたり・・・。

また、レッスンでは真面目にテンポを守って弾いていても、お母さんの話を聞くと家ではものすごい速さで弾いている・・・なんて子もなかにはいます。

どうして子どもは速く弾きたがるのでしょうか?その理由を私なりに考えてみました。

 

カッコいいから

子どもは「速く弾けること」=「カッコいい」と思ってしまいがち。

早く指が回ることが「すごい!」 と思っているのではないでしょうか。

途中指が転んでしまったとしても、速く弾くことの疾走感を求めているような気がします。

 

楽しいから

「速く弾くのが楽しい」という子もたくさんいます。

確かに子どもにゆっくりの曲とテンポの小気味いい曲を2曲聞かせて、「どっちを弾いてみたい?」と聞くと、多くの場合「速い方の曲」と答えます。

潜在意識なのでしょうか、 テンポが速いと気分も盛り上がって楽しくなる んでしょうね。

 

ストレス発散になるから

これはレッスンでは真面目に弾く子が家ではすごく速く弾く場合に当てはまることが多いかもしれません。

いつも型にはまった演奏ばかりしていると、そのことに対してストレスが溜まってきます。だから家ではすごく速く弾いたり、乱暴な音を出したりしてしまうのでは?

レッスンでも家でも先生やお母さんの言うことを聞かずに速く乱暴に弾く場合、その子どもはなにかストレスが溜まっているのかもしれませんね。

子どもはその時の精神状態が演奏にそのまま反映されることも多い んですよ。

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まとめ

ピアノなどの鍵盤楽器を習っている子どもが、どうして速いテンポで弾きたがるのかを私なりに考えてみました。

「速いテンポで弾きたがる子をどんな風に指導すればいいのか」はこちらの記事でお話ししています↓


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