nabeccoが音楽・子育て・日常についてあれこれ語ってます

ろんぐと〜ん

ピアノ 指導法 発表会・コンクール 音楽

「発表会に出たくない」と言われたときに考えらえる理由は?

投稿日:

スポンサーリンク

もうすぐピアノの発表会・・・でも突然生徒から「先生、発表会に出なくてもいい?発表会に出たくないんだ」と言われたら、どうしますか?

どうして発表会に出たくないと思うのか、その理由を探っていきましょう!

 

発表会に出たくない理由は?

まずは「どうして発表会に出たくないのか」理由が分からないことには話が進みませんよね。生徒さんが「発表会に出たくない理由」っていくつかあると思うんです。

  • 曲が仕上がってないから不安
  • 人前で弾くのが苦手
  • 初めての発表会で不安
  • 上手く弾けなくて親に怒られた、「発表会に出なくていい」と言われた

「発表会に出たくない理由」として考えられるのは、こんなところでしょうか?

このほか「学校行事などと重なった」「発表会費を払えない・払いたくない」という理由で「発表会に参加できません」となってしまうこともありますが、この場合は事前に保護者の方から連絡がありますよね。

もし生徒から直接「発表会に出たくない」という話をされたなら、その理由を聞きださなくてはいけません。もしくは、普段の生徒の様子や保護者とのやり取りから、なんとなく理由が推察できることもあるかもしれませんね。

 

「どうして発表会に出たくないの?」は答えるのが難しい

発表会に出たくない理由を聞くときに 「どうして発表会に出たくないの?」とストレートに聞くのは、ちょっとやめた方がいいかもしれません。 なぜかというと、その後の沈黙が長く続くからです。

もちろん、自分のことを客観的に見つめられるくらいの年齢の生徒さんなら答えてくれることもあるでしょう。でも、 不安なことを口にするのって子どもは苦手 なんですよね。どこかに「これを言ったら怒られるかも」という気持ちがあるからでしょうか。

その生徒さんの様子から想像できる理由をいくつか投げかけてみるといいと思います。 答えを「YES」か「NO」の二択にしてあげると、子どもは答えてくれることが多い です。

 

たとえば・・・

  • 「初めての発表会だからドキドキするの?怖くなっちゃった?」
  • 「まだカンペキに弾けてないから、ちょっと不安なの?」
  • 「上手く弾けないからお家の人に怒られちゃった?」

こんな感じで質問すれば「うん」とか「ううん」で答えてくれます。もし言葉にならなくても頷いたり、首を横に振ってくれたりすることで気持ちを理解することができますよね。

これらの質問をして、生徒の答えを聞くことができたら、あとは解決方法を探っていくのですが、生徒と保護者との関係に問題が無いようなら、一応「〇〇ちゃん、今日レッスンで発表会に出たくないって話をしたんですけど、なにかお母さんにお話ししていましたか?」という感じで、現状を説明しておくべきでしょう。

「生徒と保護者との関係に問題がないようなら」という風に前置きをしたのは、「お母さんに怒られるのが嫌で発表会に出たくない」と言っている場合です。この場合、お母さんに「○○ちゃん、発表会に出たくないって言ってて・・・」と言ってしまうと、生徒がまた怒られて余計に出る気が無くなってしまう恐れがあるからです。このケースでは、なるべく先生と生徒だけで解決できるように持って行きたいですね。

いろいろなご家庭がありますから、生徒さんと保護者の方との関係をできるだけ把握しておくことも、日頃大事なのかな・・・と感じます。

 

保護者の意見もしっかり聞いて対処法を考えよう

保護者にも、いろいろな考えの人がいらっしゃいます。「こういう理由で、今日〇〇ちゃん発表会に出たくないって話をして・・・」というと「え、じゃあ出なくていいです」と即答される方もいます。

でもそれは一部の方で、せっかくの発表会ですから「なんとかしてステージに立たせてあげたい」と思う保護者の方がほとんどではないでしょうか?

保護者の方には、日頃の様子や練習時間などどうしているのかを聞いてみましょう。 話を聞くことで、具体的な解決策が見つかるかもしれません。

スポンサーリンク

 

発表会に出たくない理由が分かったら・・・

 

生徒が発表会に出たくない理由を、生徒本人と保護者から聞きだしたら、あとは解決策を試すのみです!解決策は次の記事でご紹介します。

みんなが笑顔でステージを下りられる発表会になることを願って、先生も頑張りましょう!

 

スポンサーリンク

-ピアノ, 指導法, 発表会・コンクール, 音楽
-, ,

Copyright© ろんぐと〜ん , 2023 All Rights Reserved Powered by STINGER.