先日子どもが肺炎で入院しました。まだ2歳なので、もちろん親も一緒です。
はじめての入院だったのですが、「小児科病棟の夜がこんなにも大変なんだ・・・」と思うことがたくさんあったのでご紹介したいと思います。
こんなに大変!小児科病棟の夜
子どもが入院・・・となると、子どもがツラいのはもちろんですが、付き添う親もある程度の覚悟と心構えが必要になります。
私の子どもが入院したのは小児科病棟のなかでも、肺炎患者専用の病室でした。
6人部屋で、それぞれカーテンで仕切ることはできたので、プライバシーは守られたのですが・・・
小児科病棟の夜は想像していたより大変でした。
はげしく咳き込む子どもたち
入院したのが肺炎患者専用の病室だったため、咳は日中もあちらこちらから聞こえてくるのですが、 夜は特に咳が酷くなります。
寝る姿勢で気道が狭くなったり、交感神経のバランスが変わったりすることから、夜間は咳が酷くなる傾向にあるようですね。
一度咳が出ると、なかなか鎮まりません。なかには咳き込みすぎて嘔吐してしまう子どももいて、音を聞いているだけでとてもつらそうでした。
咳が酷くなると子どもも泣いてしまい、泣くと呼吸が乱れてさらに咳が酷くなる・・・の悪循環。
そんな子どもを親はずっと背中をさすったり、励ましたりして看病します。
咳が止まらずに眠ることができなくなると、ナースコールを押して吸入してもらう子どももいました。
咳が連鎖反応・・・?親は睡眠不足必至!
病室の誰かが激しく咳こむと、その音で別の子どもも起きてしまい、ときに咳が連鎖反応してしまうこともありました。
結果、 まったく眠れずに親は睡眠不足です・・・。
咳き込む音が聞こえなくなって、ようやく寝られるかな・・・と目をつぶると、またどこかから咳き込む音が聞こえてくるのです。
また同じ部屋に赤ちゃんがいたりすると、咳の音で起きてしまい泣きわめくことも。
赤ちゃんがぐずってしまうと親も大変です。
同じ部屋のお母さんは抱っこゆらゆらしたり、部屋から出てあやしたりして、なんとか泣きわめくのを止めようと必死になっていました。
そんなこんなで付き添う親は細切れ睡眠になるので、覚悟した方がいいですね。
できれば耳栓があると便利かもしれません。でも、耳栓をすると肝心の自分の子どもの咳に気づかないこともあるので注意が必要です!
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眠れた・・・と思っていると看護師巡回が・・・
みんなの咳が治まって、ようやく少し落ち着いて眠れるかな・・・と思って目をつぶると、そんなタイミングで夜中の看護師巡回がきたりします。
暗い室内に懐中電灯をもって、点滴の落ち具合などをチェックしにきてくれるのですが、まぶしくて起きてしまいました。
看護師さんはそれが仕事なので、しょうがないことなんですけどね。
ほかの病室の音が聞こえることも
自分のいる部屋の音以外に、隣の部屋や処置室から泣き声や咳き込む音が聞こえてくることもあります。
小児科病棟の夜には、静けさはないと思っていた方がいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?小児科病棟の夜がどんなかんじか想像できたでしょうか。
激しく咳き込むのは入院してまもない子どもが多いです。治療していくうちに、夜間の咳の回数も減っていきますが、また新しい入院患者がくるので親はゆっくり眠れません。
小児科の入院に付き添うときは、親もある程度の心構えが必要ですよ!