突然ですが、あなたは二部休符と全休符、どっちがどっちだか分かりますか?
この2つの休符は、上下ひっくりかえしただけなので、パッと見た感じだとどっちが2つ休みで、どっちが4つ休みか分からない…混同しやすい記号です。
実際に私の生徒も混同してしまう子が多く困っていたのですが、分かりやすい覚え方を発見しました!
子どもが覚えやすいグッドアイディアだと自画自賛していますので、ぜひお試しくださいね♬
おさらいしよう!二部休符と全休符
↑まずこちらが二部休符です。
4/4のとき、4分休符で数えて2つ分お休みする記号。
五線上では、第3線(下から数えて3番目の線)にくっついています。
↑次にこちらが全休符です。
4/4のとき、4分休符で数えて4つ分(つまり全部)お休みする記号。
全部休むから「全休符」です。
五線上では、第4線(下から数えて4番目の線)にくっついて(ぶら下がって)います。
五線上では↓こんなかんじになるので、横の棒は五線と一体化して見えなくなります。
子どもが食いつく!二分休符と全休符の覚え方
バッハのカツラしかり、子どもは髪の毛ネタ(ハゲネタ?)が大好き!
バッハのカツラネタはこちらの記事でご紹介しています↓
そして何かイメージできるものがあったほうが覚えやすいんです。
二分休符の覚え方
…ということで、二分休符はこんな感じで覚えましょう!
いかがでしょう?
二分休符を帽子、四分休符を髪の毛に見立てて、帽子を取ると頭は毛が薄いんだよ=髪の毛2本(四分休符が2つ)しかないんだよ… という覚え方です。
2つ休むのか、4つ休むのかが分からなくなる子が多いので、帽子の中で髪の毛が少ない方(つまりハゲてる方)が2つ休むと。
全休符の覚え方
次は全休符の覚え方です。
全休符をお風呂、四分休符を湯気に見立てて、お風呂は熱いから湯気がいっぱい出てるんだよ=湯気4本(四分休符が4つ)だよ… という覚え方です。
上の画像だけ見ると、煮えたぎったお風呂のようにも見えますね。
湯気がいっぱい出てる方が、長く休む。つまり全部休む「全休符」とうことです。
2つの休符、覚えられましたか?
子どもは「ただ教科書通り」に教えても興味を示しません。
より具体的に、面白く、身近なものに例えると、記憶に残るようです。
二分休符と全休符がごちゃごちゃになってしまう生徒さん、この機会に覚えてくださいね~♬
この記事を書いた人
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はじめまして、nabecco(なべっこ)です。
のんびり田舎ぐらしをしながら、自宅でピアノ&エレクトーン講師をしています。
生徒時代は練習嫌い・劣等生だった経験を活かし、そんな人でも楽しく音楽を学べるような記事作りを心がけています。
主婦目線での子育て情報も。
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