【オンラインレッスン】音質が悪いときの対処法は?

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ピアノのオンラインレッスンを始めてみたけど 、「ピアノの音質が悪い」「音が途切れる」「同じテンポで聞こえない」 ・・・などという現象に悩まされている方はいませんか?

今回はオンラインレッスンで重要とも言える「音質」で困っている方へ、いくつかの対処法をお伝えしたいと思います!

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「音質が悪い」にもいろいろなパターンがある

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いろいろな生徒さんとzoomを使ってオンラインレッスンをしていると、すっきりクリアに聞こえる人と、音質がものすごく悪い人など、オンラインでつながる家庭によってこんなにも違うのかと驚きます。

一口に音質が悪いといっても、いくつかの状況が考えられます。

  • 話す声やピアノを弾く音が途切れがちになる
  • 話す声やピアノの音が金属的に聞こえる
  • ピアノ以外の雑音が大きく聞こえる
  • 同じテンポで弾いているはずなのにテンポが揺れて聞こえる

私が遭遇した現象はこのようなものでした。

ただオンライン会議やオンライン飲み会で「話すだけ」ならそんなに気にならないのかもしれません。でも ピアノのレッスンでは音が途切れることや音質が悪いこと、テンポが異なって聞こえることは致命的 です。

 

オンラインレッスンの音質を改善する方法

お互いに音質が悪いものを聞きながらレッスンするのは、ちょっと耐え難いですよね・・・。音質が悪い理由はいくつか考えられますので、一つずつチェックしていきましょう!

Wi-Fiの感度は良好か

音が途切れたり映像が止まりがち・・・という場合は、いわゆるネット回線やWi-Fiが「重い」という状態です。

一度レッスンをする部屋(ピアノの近くなど)でWi-Fiの速度をチェックしてみましょう。

無料アプリの「スピードテスト」 というものをインストールすれば、スマホで気軽にチェックできます。(※無料なので1日3回しか計測できません)

  • 遅延…数値が少なければ良い
  • 上り…アップロードにかかる速度
  • 下り…ダウンロードにかかる速度

オンラインレッスンでは相手の映像・音をダウンロードしながら、自分の映像・音をアップロードしなければいけないので、上り・下りとも速度が出ていないといけません。

オンラインレッスンが可能と言われるのは上り・下りとも「15Mbps以上」出ていること です。 数値が高ければ高いほどよりスムーズなやり取りができる でしょう。

なんとなく「重いな」と感じているなら、一度テストしてみることをおすすめします。

 

ルーターにたくさんのデバイスが接続されていないか

ルーターには接続可能台数というものがあります。

最大〇台まで接続可能ですよ~というものです。とはいっても、目いっぱい色々なデバイス(スマホ・タブレット・テレビ・スマートスピーカーなど)を接続してしまうと、重くなってしまうので、 オンラインレッスン中は他のデバイスのWi-Fi接続をできるだけ控えてもらうようにお願いしておく といいでしょう。

ちなみに私はテレビを新しく購入しWi-Fiにつないだ途端に、それまでは快適だったオンラインレッスンがものすごく重くなってびっくりした経験があります・・・。試しにテレビのインターネット接続を有線にしてみたところ、オンラインレッスンはサクサクに戻りました。

どうしても同じ時間に接続する台数が多くなってしまうときは、ルーターを増設するのが手っ取り早い です。例えば戸建てなら1階と2階に一つずつ設置したり、よく使うリビングとレッスン室にそれぞれ設置したり・・・など。

ルーターを増設するまでもないかな・・・という場合は、Wi-Fi中継機を買い足してみるのもありです!

オンラインレッスンをするならルーターはできるだけ近くにあった方が快適 ですよ。

 

レッスン室が防音構造になっていないか

壁や窓など遮るものが多いとそれだけ電波が弱くなってしまいます。またピアノを置いてある部屋が防音構造になっているときも、要注意です。

防音になっているということは、壁が頑丈になっていたり、二重サッシになっていたりするものです。 もしレッスン室が防音構造になっているなら、ルーターはできるだけ近く(できればレッスン室内)に設置した方がいい ですよ。

 

電化製品が動いていないか

レッスンをしていて、「ジーッ」「ゴーッ」というような雑音が聞こえるときは、なんらかの電化製品が動いていないか確認してみましょう。

例えば エアコンやファンヒーター、除湿機、扇風機、電化製品ではありませんが換気扇 など。

これらの動作音が思わぬ雑音としてマイクに拾われてしまうことがあります。

 

スマホの底にマイクがついていないか

スマホを縦にして何かの上に立てかけて置く場合、もしスマホの底(下部のほう)にマイクが付いているとすると、マイクにうまく音が拾われずにこもって聞こえてしまうことがあります。

三脚を使って設置するときちんとマイクに音声を拾ってもらうことができますよ!

 

それでもダメならスピーカーフォンを使ってみよう!

ここまでご紹介した方法を試してみてもダメだった・・・という方は、スピーカーフォンを設置してみるのも一つの手です。

スピーカーフォン?なにそれ?

と思われる方も多いかもしれませんね。小池都知事などがオンライン会議を行っているニュースで、手元に黒くて丸い物体が映っているのを見かけたことがありませんか?それがスピーカーフォンです!

↓こういうの

スピーカーフォンは自分の声・音をしっかりと集音し相手に伝えることができます。また相手の音をクリアにスピーカーを通して聞くこともできるオンラインで何かをする際にあるととても便利なもの なのです。

スマホの音では音量が小さくてちょっと頼りない・・・という方にもおすすめですよ!

 

なにが原因か1つずつ確認していこう!

オンラインレッスンをするにあたり、音質が悪いことはとても困りますよね。今回ご紹介した方法で1つずつ原因を探っていきましょう。

もし生徒側の音質が悪い場合、保護者の方に事情をご説明して、ほかのデバイスのWi-Fi接続を切ってもらったり、ルーターの場所を確認してもらったりしてくださいね。オンラインレッスンをする前にテストを行い、そこで音質が悪くないかやスマホ・タブレットを置く位置などをチェックするといいですよ。

この記事を書いた人

nabecco
nabecco
はじめまして、nabecco(なべっこ)です。
のんびり田舎ぐらしをしながら、自宅でピアノ&エレクトーン講師をしています。
生徒時代は練習嫌い・劣等生だった経験を活かし、そんな人でも楽しく音楽を学べるような記事作りを心がけています。
主婦目線での子育て情報も。

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